数10分後にオバマの就任演説が始まるという。米国発金融危機を

契機とした「大転換の時代」が名実共に開始するのだ。


そうした新しい価値観を求める世界の動きの中で日本の価値が浮上

する。日本的なものの価値が世界の中で存在感を持つということでもある。

日本的なるもの。その意味するものが1月13日、14日にわたる一泊

2日のショートトリップで体感したものに他ならない。


新横浜、10時6分発ののぞみに乗って、京都へ向かう。

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車窓からは、富士山がくっきりと目に入ってきた。

積雪のバランスが美しい。


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名古屋を過ぎ、岐阜を越えた関が原では一面の雪景色。

墨絵でみる景色がそこにあった。


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京都に着き、伏見稲荷大社、神々しい佇まい。

正月風情も伴って、新年の荘厳さが気持ちを引き締める。


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柊家の書院造と数奇屋造の茶室のような居間。


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柊家の家族風呂とを画するステンドグラス。京都大原のスケッチ。


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柊家別館の大広間から中庭を観る一シーン。


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柊家の外観。


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お客様をお見送りするおおおかみ。


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京都を13時2分に立ち、一路横浜へ

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帰路も、厳かな富士山をくっきりと目が捉える。


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往路のときよりも富士山は一段と美しさを輝かして見える。


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日本的なるものとは何かと問われたら、

富士の山の自然の美しさと

京都・・・ 柊家の佇まいとおもてなしの心と言いたい。


「日本的なるもの」の価値がワールドスタンダードになることこそ

世界が大転換した証だ。


川端康成が言い当てた「柊家」のなつかしい日本の静けさこそ

「日本的なるもの」の内実であると思う。


時代が大転換していく先にあるものは、けばけばしくも騒然とあった

市場原理主義に覆われた新自由社会とは訣別し、富士山や伏見

稲荷大社に漂う神々しさや、戸を開けた瞬間に開かれた茶室の如き

空間を世界の人々は求めるであろう。


世界の人々が落ち着き先として選ぶのが「日本的なるもの」の中に

ある。


米国発世界同時不況下で、オバマが宣言すべき価値観の転換の

行方は「日本的なるもの」の中にある。


今、オバマは語り始めた、静かに耳を傾けようではないか。