伏見稲荷大社からタクシーで20分ほど、麩屋町姉小路上る柊家へ。
川端康成が定宿としていたという柊家。
「京のしぐれのころ、また梅雨どきにも、柊家に座って雨を見たり聞い
たりしていると、なつかしい日本の静けさがある。」と綴っている。
●柊家
http://www.hiiragiya.co.jp/ja/
玄関でお迎えをする額に記された「来者如帰」
自分の家に帰りついたようにくつろぎいただきたいとの
柊家のメッセージに他ならない。
帰るように旅に出る
1階の突き当たりの部屋に泊まる。
伏見稲荷のお茶屋のように書院造と数奇屋造のミックスされた空間
この宿に泊まるのは2度目。
四半世紀前の新婚旅行以来だ。
この宿に泊まろうと企画したのは、今の家内である。