●縁結びの神、荒木神社の位置

http://shrine-temple.jp/map


●京の沙都より、荒木神社  夏越祭

http://www7a.biglobe.ne.jp/~kyonosato/nagosi00araki08.html


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伏見稲荷大社の本殿を経由して、外側の参道を手押し車を支えに

元気に上る母。なかなかお目当ての場所が現れないので、妹は

先を急いで探す。


参道を降りてくる人に荒木神社の在り処を尋ねると、もうすぐとの

返事が返ってきた。


入口にある売店で、お供えものとローソクを買い求め奥へと進む。

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まずは、本殿へ参拝。


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次に、飯田きん子姫の社へ。

母の生地であり、育ったまちで一つの講を起こし、まちの人々の悲しみ

や悩みを聞き、神の言葉を伝える役回りをされていた人だったとのこと。

いわば、古来の巫女さまなのだろうか。


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母は、米寿を迎えるにあたっての感謝の気持ちと、至極元気である様子

をかつての巫女さまへ是非、報告したいとの心情が嵩じ、伏見の地へ

駆り立てたのだろう。


お参りの後は、参道商店街のお食事処「日野家」で温かいおうどんと

いなりずし、お寿司を頂戴する。


●食事処「日野家」

http://www.fusimi-inari.com/store/store_view.asp?mem_num=113


今夜の宿・柊屋のチェックインの3時までには若干、時間の余裕がある

ので、伏見稲荷大社内にある「お茶屋」を見学。普段は非公開なので

公開される機会に出くわした幸運に感謝。


シニア・ボランティアと思しき人々が随所に警備に当たり、又は来場者の

質問に応えておられた。


ボランティアの解説にもあったのだが、

重要文化財である「お茶屋」は御所の一部を拝領し、付書院・違い棚を設

けた格調高い書院造に、漆の菱形格子の欄間や釘隠しなど数奇屋造り

の意匠を巧みにとりいれた茶座敷に特色があり、クールジャパンの一端

に触れることができたのだった。


また、稲荷山を借景とした「松の下屋庭園」には茶室や待合が点在する

回遊式庭園となっており、その松の下屋では棟方志功の襖絵を拝見する

ことができ、二重の幸運を感謝した次第だ。


●第43回『京の冬の旅』非公開文化財特別公開

http://kyoto.jr-central.co.jp/kyoto.nsf/saijiki/sj076AD1EAD64E545A492570C1003142DC