千本鳥居を中心に撮られた伏見稲荷大社。
鳥居は願いが叶った人が奉納したものだという。

伏見稲荷大社には多くの人の喜びと、その喜びに隠された悲しみが
積重なれているのだろう。

人間の切なさを思い知る。
新自由主義者には、決して解ることのない生き方だ。
そうした人間の悲しみを知って、政治をしてもらいたいものだ。
好き好んでするわけでもないのに「派遣社員」でしか生きれない人も
避けれない現実としてあるのだろう。

大転換の年、2009年伏見稲荷大社を訪れている人に悲壮感は無縁の
ようであるかと思わせた。
自らを含め、次代を前向きに捉える人々が集っていると思えて
ならなかった。

されど、日本の不幸はこれから、本格的に深まっていくのであろうか。