9月28日(日)13時から、横浜ランドマークホールにて日経新聞社主催に
よるアクティブシニアへおくるプレミアムセミナーに参加する。
基調講演は千葉商科大学学長 島田晴雄先生
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E7%94%B0%E6%99%B4%E9%9B%84
ベアスターンズがモルガンスタンレーに組み込まれたことにより、
片がついたと思われた米国経済もリーマンの破綻を始め、メリル、
モルガンスタンレーと証券をやめ銀行化し、日本の出資を仰ぐなど
金融不安は高まる状況を紹介し、
その上で金融機関の経営に対する不信感が急速に強まったのは、
中国の餃子騒動に似ていると分析する。
金融工学を駆使し、サブプライムローン証券に他の金融商品をまぶして
格上の金融商品に仕立てて流通させているため、
何処に毒が入っているか解らなくなり、餃子と名のつくものを買わない
現象と同じで、問題のない金融派生商品でも買わなくなってしまい、
証券会社は投資活動もできず、シュリンクする一方に陥ってしまっと
解りやすく、米国の金融不安の背景を浮き上らせてお話になる。
ここ1~2年は世界不況が静まることがないことを予測しながら、
経済は反転していくので、悪い状況はいつまでも続かず、また景気の浮揚が
果たされるだろうともおっしゃる。
世界経済は、日、欧米からbricsのウエイトが一段と高まり、エネルギーは
石炭、石油の化石燃料から、太陽光、風力等のソーラーエネルギーへと
移行していくことを見通される。
そうした中で、日本の進むべき方向性はオイルショックを世界のどの国よりも
早く、「省エネ、環境」技術で抜け出したように、世界が一体化するグローバル
社会では、環境技術の革新により世界に対して「環境」面での貢献を果たして
行くことではないだろうかと提言をされた。
国内に向いては、少子高齢社会のキーポイントである、年金・医療・介護・
地方行政にわったって小さくとも安心して暮せるようにすべきことを添えて、
講演を終わられる。