昨日午前10時から、東京国際フォ-ラム ホールBで行われたロック・フィールド

の株主懇親会に初めて出席しました。


冒頭、管理担当の役員から事業計画通りには推移していないものの、400億台の

売り上げを達成と増収増益を続けていること。

一株40円と配当性向を高めてきていること等の報告がありました。


岩田社長からはサラダ王から料理王への転換していく宣言がありました。

食の偽装、欺瞞が相次ぎ、顧客の不振が高まる中で、企業理念にある

「 健康・安全・安心」をモットーに食材の安定的な確保、質・量に亘る確保、

価格の安定化に農業、水産業、畜産業とのネットワーク作りを通じて、努めていく

決意が述べられました。


とりわけ、主軸のRF1はサラダ+フライから、電子レンジを使用してのパスタ、

ラザニア、スープの開発を図り、2月14日に池袋東武へ本格的に出店することを

明らかにしました。

高島屋との18年に亘り、取組んだペックの経験を生かし、料理への進出で、

購買単価をアップして、売上高の拡大を目指すとのことです。


また、現在の購入者が、週に1回、または10日に2回の割合での来店実態を

踏まえ、買った日に食べるだけにとどまらず週末や明日以降でも購入契機に

なるように、Mライフというチルド商品の開発により、「生」だけの現状から、

日持ちの「半生」を加えることを力強く表明されました。


また、静岡工場、風車の丘の保育室、神戸工場、元気の期の保育室で実践し

ている食育の発想を商品化に生かし、キッズ向け商品の開発を進めていくこと、

ベジテリアでは、ジュースにスープを加える、神戸コロッケには、焼きコロッケを

開発するなどの積極的な方針を打ち出しました。


株主懇親会後は、地下の別の部屋で試食会が実施され、1200名の出席者で

盛り上がりました。

スープ、サラダ、料理を、ビア片手にいただきました。

ロック・フィールドは結構、がんばっているんだなとの印象と岩田社長の後継者は

誰になるのかと入らぬ心配もしてみました。