八重洲地下街から、サウスタワーの地下を通り抜けるグランアージュを経由して
http://www.tokyoinfo.com/granage/index.html
東京国際フォーラムに出、有楽町駅へと向かう。そこでなんとなくビックカメラが
気になり、店内に入る。http://www.biccamera.co.jp/shoplist/yurakucho.html
昨年から千葉の鴨川で大学教授をしている友人が安くておいしいワインをビック
カメラで買ったことを思い出しての衝動的な行動であった。
しかし、それにしても館内にいる人々の余りの多さにはびっくりした。
大半が仕事帰りと思われるが、活気に満ちているのだ。
昔の有楽町そごうも知っているし、現に学生時代に、読売ホールでバイトをして
いたことさえあるのだが、こんな混雑のときを見たときはなかった。
エスカレーターで2階へ上ったフロアの反対側に位置する酒売場へと足を運ぶ。
安売りの酒屋の感覚でやって来たのだが、意外と高い値段のものが多い。
携帯で大学教授に電話をして、ワインの名を聞く。その名は「コート・デュ・ロ」、
980円とプライスカードに記載されている。その横には、「サルヴァドーリ・
キャンティ」もあり、各々1本ずつ求める。
有楽町のビックカメラの年間売上高は、確か600億を越えていたと記憶してい
たが、閉店間近い有楽町そごう時代の3倍は売上げていることになるのでは
ないだろうか。
午後7時半を回って、これほどの混み具合、酒売場で高級洋酒を買い求める
幅広い年代に亘るサラリーマン風の人、日本酒を手にもつOL風美女。
ビックカメラには、家電やPCだけを買いに来ているわけではないことを実感させ
られた一時だった。