丸ビルでの所用を終え、地下鉄丸の内線東京駅へ向かおうとした地下の出口で

何気なく手にしたチラシに目をやると、奇跡のマンモス「リューバ」展の案内だった。

そのとき、間髪を入れずに、慈恵医大の鈴木教授が陣頭指揮でマンモスを会場に

運ぶ立会いをしていた場面を放映したNHKの番組がが思い出され、1階の会場へ

と引き返すことにした。


1月11日の午後19時前であったのか、それほど待つことなく入場ができた。会場も

ユーティリティースペースを割いての開催のため、規模も小さく、メーンのガラス越に

見えるリューバ以外はパネルであり、一部、映像を使った説明がなされている。


場内のの写真撮影は禁じられている。実物は、有体に言えば、象の赤ん坊といった

ところで、所謂、マンモスを連想することは難しいといえよう。

偽装ばやりの今日、象は子供のころからよく見ているので判断は付くが、マンモスに

ついては皆目知識がないので、大丈夫かと思えなくもない代物ではある。

感動も今一つであった。


会場での説明ボードやHPの紹介によると、

「2007.5月西シベリヤの北極圏で、約3万7000年前に絶命したといわれる生後

間もない雌の凍結したマンモスが、尻尾の欠落だけで、ほぼ無傷の状態で見つかり、

発見者の家族の名前を取って、リューバと命名された」とある。


鈴木教授に言わせると。リューバの出現は、地球温暖化の影響により、発見された

ことから、「未来からのメッセンジャー」としやってきたのだそうである。


http://www.mammoth2008.jp/