先日、京都宇治市で地鎮祭が行われました。

晴天に恵まれ、滯りなく終えることが出来ました

おめでとうございました。





来春完成予定です。ここから本格的に工事がスタートします。





今回宇治で初めて行われる新築の民宿プロジェクトです。

京都の街並みといえば瓦屋根・杉・土間などを用いた和の家が連なっていることで、

和の街並みがつくりだされている印象を受けます。

そこに違和感を抱き、和とは何かと和の原点に返り和の良さについて

再度考えてみました。

和には、独特の空気感や光と影の陰影、ワビサビといった日本古来の良さがあります。

それらの要素の中に、外部要素を挿入するというシンプルな操作を行うことで、

昔ながらの和空間の良さを生かしつつ、新しい和の空間をつくりだします。

この民宿に一歩踏み入れると「路地」のような空間が広がります。

路地空間は訪れた人々にその先には何があるのかといったワクワク感を与えます

路地の先には各居室を配置し、室内にいながらも宇治の路地を散策しているような

感覚を人々に与えます。

和というキーワードを改めて見つめなおし、

シンプルな操作を行うことによって誰もがワクワクできる空間を生み出すこと

を試みました。






ぜひこのワクワク感を体験していただきたいと思います。

完成まで楽しみにお待ちください*****