One Flight Up(Blue Note)/Dexter Gordon

拠点を欧州に移し、Club「カフェモンマルトル」で常演していた
メンバー(Byrdを除く)との録音のせいか演奏に一体感があり、
時代の1、2歩先を見据える進化したGordonを聴く事が出来る。
圧巻は何といってもByrd作曲の長尺演奏『Tanya』だろう。
modalな名曲をここまで憂いを帯びさせて吹ききるGordonは、
やはり並みのTenormanという評価では到底おさまりきらない。
40年代から第一線で活躍する巨人が、60年代中期に差し掛かっても進化した演奏をみせるのは驚異の一言。
BlueNoteではこのアルバムが間違いなくGordonの最高傑作。
反論の余地など、ないはずだ。 あったりして・・・(;^_^A