まず最初に、英語が「苦手」と言う気持ちがあるの
ならば、「英語を母国語とする人はみな英語をしゃ
べるし、理解する。」という事実をよーく考えてみ
ましょう。あなたも生まれたところが違っていたら、
今頃は「英ペ」だったのかもしれません。
英語なんて誰でも覚えられるのよ。アメリカ人は2歳
児でも英語が分かるのよ。そんな気持ちで臨みまし
ょ。前にも言ったけど、「苦手」と思う気持ちはテ
レビと同じくらい学習の妨げです。



で、本論を始める前にもう一つ、二つ。

辞書や参考書は手間を惜しまず、引くように心がけ
ますしょう。
特に英語の辞書。受験までに辞書が2冊はボロボロ
になる位使い込むように。辞書を使いこんでいく
と、ページをめくり易くなりますし、この単語は
このページ付近にあるってことを覚えてしまいま
すので、感動的なくらい使い辞書が出来上がります。

英語を勉強する上で結構大事なのは辞書の選定。
辞書が昔とすっかり変わっているので、どれって銘
柄を指定できないんですけど、類義語、派生語とイ
ディオム(特に前置詞からみの)がしっかり書いて
あるものを選びましょう。必定、ある程度厚い辞書
になります。「あまり良くない辞書」を「使いやす
い辞書」にしたって時間の無駄ですからね。

電子辞書は使用経験がないので、なんとも言えませ
んが、単語をアソシエーション(関連付け)しながら
覚えるという意味では不向きかも。
書き込みのできたり、マークを付けることができた
、単語帳作成機能がある電子辞書があればよいのか
もね。

辞書は、まめに引くと同時に、必要に応じて辞書に書
かれている例文を丁寧に読みます。
例文を含め、重要と思う事柄は即座に、単語帳に書き
留めます。そういう作り方をするのでその単語帳は、
いわゆる「カード」ではなくて「ノート」になります
ね。
さらに後で書き込み出来るように、余白を残しておく
のは当然のことです。




で、ここからが本論。


英語は何はなくともまずは単語。単語を知らなけれ
ば話になりません。
一般に使われている人気のある単語本をまずは丸覚
えしましょ。細かいことはいいから、英単語とその
おもな意味に目を通します。
最初は読むのも苦痛かもしれないけど、少しずつ覚
えれば、そのうち「覚える喜び」、「利口になる喜
び」、「進歩する感覚」を感じられるようになりま
す。この感覚がとても大事ですからね。
Rome was not built a day.
Slow and steady win the race.
で、このときわからない単語は、チェックorアンダ
ーラインして下さい。沢山あっても手を惜しまない
でね。
一通り終わったら、次は、知らなかったこと、わか
らなかったところのみを覚えます。量があまりに多
いと一回では無理かもしれません。ある程度の分量
ずつで区切るか、その本をギブアップしてもっとレ
ベルの低い単語本から始めるかですね。
まあ、はなから自信がなければ、最初はレベルをお
として始めるのが賢明かもしれません。ただし、低
いレベルの単語本が終わったら普通の単語本をもう
一度やる必要があります。

覚えていない単語は手で書く。これまた、とても大
切な作業です。
ペンダコのない受験生に栄光はありません。覚えら
れない単語はレポート用紙等に10回くらい書く。と
にかく書く。書くのが厭なら覚えてしまいましょう
ってのがわざわざ手で書く目的ですね。


イディオムも同様に覚えて行きます。ただし、イデ
ィオムに関してはとりあえずは、深くつっこんでや
らなくても良いです。有る程度、代表的なものや
特殊なものをまずはさらっと覚えて下さい。


で、次に手をつけるのは文法。
主に前置詞と関係代名詞はよく理解しておいて下
さい。で、覚え方は、単語とほぼ同じですが、練
習問題なんかもしっかりやって出来ないところは
チェックして下さい。そしてあとで見直し。
それでも、わからないもの、覚えきれないものは
やはり、何度も書いて手で覚えていきます。


そのくらい準備やってから初めて長文に手をつけま
しょう。基礎知識なく、いきなり長文をやるのは時
間の無駄になりかねません。


長文は、まずは、少し簡単な問題集から始めます。
とりあえず、本一冊一回やりましょう。自信があれ
ば問題を解きながら言っても構いません。なければ
問題は後回し。

わからない単語は辞書を引くと同時に前述の単語帳
に書き足していきます(それは後日見直します。わ
からない単語を書きとめた単語帳を見るのは恐ろし
いものが有りますが、そこに書かれていることを覚
えていけば100%あなたの力になります。)。
もちろん、わからなかった単語はテキストにアンダ
ーラインを引いておきます。

ちょっと横道かもしれませんが、長文問題のテクニッ
クをいくつか・・
長文を読む際にとても大事なことは英文を「普段使う
日本語」に置き換えるという習慣です。
主に関係代名詞や接続詞絡みなのですが、「~である
ところの・・・」などと訳す習慣をつけていると、そ
のうち訳がわからなくなります。
「~である。そしてそれは・・・」と大胆に切っちゃ
いましょう。そのほうが日本語として断然解りやすい
ですね。やがてもう少しスキルアップすると、わざわ
ざ日本語に置き換えることなく、英語を読めば、英語
で理解、思考できる状態になります。

これに関連して、長文読解のもう一つの留意点(まあ
何も長文だけに限ったことではないのですが)があり
ます。
それは、「出来の悪い弟」や「出来の悪い妹」を仮想
して、「出来の悪い弟」でも解るように、解り易くプ
レインな解説ができるように習慣づけることです。
人に物事を説明するっていうのは、説明的な問題の解
答を書くのとほぼ同じ要領なんですね。


もうちょっと蛇足ですが、いわゆる「頭の良い人」と
「頭の悪い人」の違いはどこにあると思いますか?
この考え方で「人の頭の良し悪し」の全部を説明は出
来ませんが、基本的に「頭の良い人」はものごとを単
純化するのが上手なのです。
「頭の良い人」の物事のやり方は概して、単純な作業
に分解し、各パーツを効率よくさっさとこなし、そし
て全体の作業を再構築します。逆に「悪い人」は与え
られた物事を一度で全部かたをつけようとして・・・
炎上します。
ですから、物事を単純に考える習慣づけってとても大
事なんです。こういう方向で地道に努力すれば、少し
づつですが「頭の良い人」になれますよ。


英語の長文に戻ります。
そんなこんなで、最初は時間をかけて問題集を一冊読
みます。で、読み終えたら、さらにもう一回読みます。
で、三回目は問題を解きながら読みます。出来なかっ
たところはしるしをつけて置きます。必要に応じて
単語帳に単語を記して行きます。単語帳は単語だけを
書くものではないのは当たり前ですね。例文とか、派
生語とか、これは覚えておきたい、重要なことをバシ
バシ書き込んでいきましょう。
こんな感じで一冊の問題集を3、4回繰り返して読む
+問題を解く、と同時に自分が解らなかったことを浮
き彫りにしていきます。
で、そのわからなかったことをとにかく集中的に覚え
るのです。繰り返し、手で書いて覚えていきます。
わからない所を一度覚えきった2,3日放置します。
で、またわからなくなったり、忘れたりしていること
が出てくるでしょうから、また覚えなおしです。
な感じで、自分の弱点を根気よく、虱潰しに覚えてい
きます。

以上長文読解の独学っぽい話になってしまいましたが
、長文は、実は、案外、人に習うこともとても大切な
のです。
但し、人気のある先生が必ずしも最適な先生ではあり
ません。人気がなくても優秀な先生はいますので・・・
人がどのような訳をつけるのかを知るのは、やはり授
業を受けないと無理って部分で先生は必要です。

長文はとりあえずこんな感じでよいと思います。
あくまでもとりあえず、これがワンクール。ここで使
った低難度長文の問題集をもう3回クール(クールを
追うごとにかかる時間は短くなります)くらいはやり
ます。それから、志望校の難度に応じて、標準的な問
題集、ハイレベルな問題集も同様にこなしてください。


簡単なレベルの長文問題集を1クール終えたら、文法
をしっかり固めましょう。英語の文法は、ある程度の
難度の問題集を丸覚えします。それくらい+αで大体
は十分です。
昔は駿台から「英文法頻出問題集」というタイトルだ
ったと記憶していますが、英文法の勉強はこれ一冊で
よいという本が有りましたね。今も似たような本があ
ると思います。
そのような本の丸覚えをベースに「前置詞」「関係代
名詞」「接続詞」などを単元別になった学習書で、必
要や余裕に応じて学習、補強します。


文法も、やり方は単語を覚える要領と同じです。
まずはひととおり見る。苦手をチェック。苦手を根性
で覚えていく。
単語本とかもそうなんですが、丸覚えする際には、「
如何に早くその本を読み終えることが出来るようにな
る」か、タイムアップを目標とします。タイムと成績
は大体比例しますからね。覚えることとは多少別次元
の目標を課すわけですが、成績の上昇云々よりも、時
間の短縮のほうが自分の向上を実感できますので、断
然、燃えます!!


発音やアクセントも単元別の学習書がありますので、
別に学習しておいたほうが良いですね。

私の時代には入試にヒアリングはなかったので、これ
と言って受験に適した方法を紹介できません。
まあ、英語の映画DVDを英語字幕で見るというのは
優れた方法だとは思いますけどね。
勉強の気分転換に英語字幕で映画を見るってのは一石
二鳥ですね。但し、テレビは駄目です、敵です。

大体これで一通りですかね。


ああ、いわゆる「頭の悪い人」の書いた文章になって
しまいました。

ですが、受験生にとってはGW過ぎまでが一つの大事
な勝負時なので、大急ぎで書いて、とりあえず、この
内容で公開します。

おいおい修正します。

基本は、
1.その科目全体を俯瞰する。
2.苦手な所を把握する。
3.弱いところを今のうちに徹底的に補強しておく。
  ただし、地道な繰り返しと忍耐が必要だが、ここ
  で勝敗は決まることが多い。
4.苦手な部分が大体無くなってきたら科目全体(あ
  るいは数回にわけ)を数回繰り返す。反復する際
  、一回にかかる時間の短縮を目指す。
5.段々難易度をあげて行く。

まあ、こんなところで、苦手な部分をなくしていきま
しょ。苦手克服がイコール成績アップです。
英語はこんなやり方で良いでしょう。古文、社会も同
じような感じの勉強の仕方で良いでしょうね。