交差事件

第1章 2人が嫌いな世界 中

朝早く学校行く時。
何等なく自分が、
偉い気になるのは、なぜだろう。
そんなことを考えていると、
ふと昨日のことを思い出す。
「万引き」
椅子を後ろに、倒しながら、
遊んでいると、夏美がやってきた。
「おはようございます」
彩奈は、息良いよく立ち上がり。
椅子は、大きな音を立てながら、倒れた。
「お、おはよう」
彩奈は、笑顔を作り、夏美の挨拶をした。
椅子を元に戻し、大人しく座った。
夏美は、自分の席につき、ノートを開き。
書き始めた。
「何しているの?」
彩奈は、夏美の目の前に、行き。
机に肘を乗せ、悪戯笑顔で言った。
夏美は冷静に。
「宿題です」
と言った。
「宿題してこなかったの?」
「はい」
「なんで」
「あなたには関係がないです」
夏美は、淡々と言葉を返す。
「ねぇ」
「なんですか?」
「昨日コンビニで何してなの?」
夏美の目は、ノートから彩奈のへと。
移動した。
そして下を向く。
「な、なんのことで」
「昨日万引きしてたよね
しかも成功してた」
「見間違いじゃないないですか」
「ううん」
「証拠はあるんですか?」
「はい」
彩奈は、ポケットに入っている。
スマホから、写真を見せた。
スマホをスライドさせ、
夏美が、パンをカバンに入れ、コンビニを出る。
ところまで、撮られていた。
「盗撮です!」
「教師に言う?
あなたも処罰されるけど」
「誰に言うんですか」
夏美は、彩奈の目を見ながら言った。
「誰にも言わないよ」
「本当ですか」
「うん
そのかわり
友達になって」
夏美は、考え。
「わかりました」
「やった!」
彩奈は、立って喜んだ。
「じゃあまず敬語をやめようか!」
「わかり
わかった」

あれから、4ヶ月後。
「彩ちゃん
ご飯行こ」
「なっちゃん
行く!」
2人は、クラスで1番仲良し組に、なった。

屋上

「ねぇ彩ちゃん」
「まぁになっちゃん」
「彩奈はこの世界は好き?」
夏美は、彩奈を見て、泣きそうな顔で言った。
「嫌いだよ」
いつもと同じく、満面な笑みで、そう言う。
夏美は、最近よく、この質問をしてくる。
私は決まって、(嫌い)と答える。
そうすると、夏美は、笑う。
その瞬間が好きだった。
大好きだった。
「ねぇなっちゃん」
「まぁに彩ちゃん」
「2人でこの屋上から飛び降りたらさ
いいと思わない?」
彩奈は、笑いながら、屋上のフェンスを、握る。
そして振り返る。
いつもの笑みで。
「じゃあさ
こうゆうのはどう?」
夏美は冷静に、言った。
「なぁに?」
彩奈は、夏美の方に駆け寄り、
目の前にしゃがんだ。
夏美は、彩奈の耳元で囁くように、言った。
「2人でこの世界から逃げるの」
「えっ」
彩奈は、夏美の顔を見ると、
珍しく夏美は、笑っていた。
彩奈は、笑い、言った。
「詳しく聞かせて」
「誘拐事件だよ」

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