10月26日の午後3時ごろ、1人で群馬県の21世紀森の森でキノコ狩りを楽しんでいる時にツキノワグマに襲われました。運良く怪我もなく、襲ってきた熊は退散。
その時の状況と偶然効果があったと思える対応、その結果を踏まえ調べた結果見つけた海外のクマ対策方法を紹介します。
まず場所ですが、群馬県の沼田市の北東に位置する21世紀の森公園、その最上部、西の境界の斜面でした。尾根筋から7、8m下がったところ、
突然上からドドドと足音たててクマが襲ってきたのです
とっさに立ち木で作って尖らせていた杖(写真)をクマに向けると、2ー3m手前でクマは急ブレーキ、
斜め下に転がるように逃げていって事なきを得ました。クマに気がついてから、そこまで2ー3秒だったと思います。クマの大きさは80kgくらいの中型のようでした。
なぜクマが急に止まったか考えると、山には尖った枝、例えば倒木の枝や根など多く、くまは普通にそれらを避ける習性が有るのかもしれません。やみくもには突進しないはず、
とがったものは避ける習性
これをヒントにググって見ます。
増え続けるクマへの対策について、日本語で検索してみます
いくつか情報が見つかりましたが、尖った棒の効果に関するものは見当たりません。死んだふり、全速で逃げる、懐に飛び込む、鉈で戦う、どれもこれも疑わしい。
唯一使えそうなのがトウガラシスプレーですが、経験からすると場合によっては間に合わなさそう、懐に飛び込まれたら終わりですね、
そこで世界でググると、有りました。同じコンセプト、尖った棒を使うもの
Bear Stick
https://www.thebearstick.com/
長さは1.5-2mくらいの頑丈な棒の先に尖った金属棒を差し込んだ単純な物です。情報では、拳銃やスプレーより効果的と言ってます。今回の体験も裏打ちしてます。
簡単に自作でき、杖の代わりに持っていれば安心できると思います。
秋田マタギの使うフクロナガサという熊ヤリも効果があるといいますが、殺すのではなく追いやるだけならこのBear Stickでも十分効果があると思います。早速作って見るつもりです。
全日本的にクマとの遭遇が増えてますので、アウトドア派は考えておくべきですね
うえは、それでも取ったキノコです。
美味しくいただいてます。