ハマダイ(オナガ)は、温かい海の深海のお魚、ローズ色がかった赤で美しいだけではなく、素晴らしく美味しい。漁獲も限られているためスーパーや一般のお魚屋に出回ることはほとんどなく、市場に入荷してもすぐ料亭やレストランに直行してしまう。


こんな希少なお魚、一般の人でも築地の仲卸で手にいれることができます。

仲卸とは、築地市場の場内、普段はプロのゲレンデでアマは近寄りがたいところ。でも10時くらいから素人が入場できるようです。

ぜひ仲卸では、見るだけでなく、なにか買いましょう。ただマグロのような大物は別として、普通一匹丸ごと買うのがルール。頼めば買ったお魚はその場で三枚におろしてくれます。

それと、お店のかたは年齢とは関係なく、おにーさん、おねーさんと呼ぶのが場内の礼儀。オジサン、オバサンは禁句、言ったら最後相手にされません。

さてここからが入場、土曜日の早朝8時、築地市場の場外市場を通り越して奥に向かうと、狭い路地が縦横に交差し専門店が630店も連なっている仲卸棟に向かいます。見学は10時からですが、プロの真似して買うつもりでちょっと早めに入場。爆笑

狭い路地を走るターレという電動カーゴや買い物かごを持ったプロの邪魔をしないように注意します。


今回の狙いはハマダイ、別名オナガ、究極の美味と言われる希少なお魚。

仲卸棟は広すぎてなにがどこにあるか、さっぱり分かりません。取り合えずちょっとしたものを買って、その店のおにーさんにどこでオナガが売ってるか聞いてみると、親切に教えてもらえた、ラッキー。

それぞれ専門店があるので、事前調べてないとなにがなんだかさっぱり分かりません。

その店に行くと、一匹だけオナガが、サイズは中くらいの1.5kg、鹿児島産。隣にヒラスズキ、これも希少なお魚、ほ、ほしーラブ



いやオナガはいい色ですね、キンメよりローズがかった赤、ほんと綺麗な魚です。


店員のおにーさん(オジサン)に値段を聞くとキロ3000円。計ると1.5kg、なので4500円+消費税、奥の会計のおねーさん(オバサン)に伝票を切ってもらって支払います。おにーさんに頼んでそこで三枚に下ろしてもらいます。

これは美味しい魚ですね、年末のせいか軒並み高め、有名なアマダイがキロ6000-10000円くらいだとか、オナガは半値以下、といっても決して安くありません。料亭で注文すればこの三倍??なので頑張って骨までしゃぶるつもりで購入。お刺身にしていただきました。

う美味い❗旨味が強い透き通る白身、昆布締めしたマダイのような味です。最高!!
庶民は美味しいお魚を食べたいと思ったら自分で釣るか、築地市場の仲卸で買うかどちらかですね。豊洲へ行っちゃたら??、今のうちですね❗
爆笑爆笑爆笑