曇り空にうっすらと浮かんだ


強い風にすぐに消された


もう、忘れたつもりだったのにな


案外覚えているもんだ


それでも僕はすぐ忘れた、と


歩きだしてしまう



忘れたフリなんてできないくせに。

僕が作り上げた世界は


解り難くて絡まりあって


まるで裁縫でもしているように


君が頑張って解いてくれる


なのに僕はまた絡ませて


君の想いを踏みにじる


それでも君は泣きながら


僕の世界を崩してく


ハサミ使ってもいいんだよ?


諦めたっていいんだよ?


君の世界まで絡まってしまうから


もうやめてもいいんだよ?




あれ? とれた。

昔僕が住んでいた家に


知らない人が住んでたよ


そっか、


僕が帰るのはここじゃなかったね


そうだ



君がいる場所へ。

長い長いマフラーを解いて


君との距離を解いて


一歩一歩近づいて


時間がかかりすぎたから


あと少しくらいは


全力疾走



もうすぐ着くよ



あと10分。

君がいなくなってしまっても


変わらない風景は


まだ僕を覚えていてくれています


まだ僕は君を見つけて


涙を流してしまいます


たとえそれが



君のつけていた香水の香りでも。

「頼みがある」



僕が言った酷い言葉の


端々が突き刺さって抜けないよ


今でも君を傷つけて


まだその重いは消えないまま


今でも僕は想いまま



「僕を好きだと言って」



君が笑ってくれればいいなんて


そんな偽善者になれないもんだから


不器用でごめんなんて


誤っても嘘を言わないように。

君さえいれば幸せなんて?


僕は言った覚えはないよ


君が居たって駄目なんだ

君が居たって無駄なんだ


掴んだつもりで離して痛んだ


だって僕は愛せないから



振り向いてくれない君なんて。

はじめまして。


真っ白なブログ画面に


少しづつ色をつけていけたらと思っています。



よろしくおねがいします。