嫌な今日が過ぎて


嫌な明日がやってきて


また仕事だ


もう行きたくない


そうやって日々が過ぎていく


僕は


人よりできないから


人より頑張らなくちゃいけないって


毎日泣きながら


それでも笑いながら


こなしてきた






ふと見た


ネットの文字





「 お 前 ら 、 頑 張 れ ! ! 」








うん、今日も頑張ろう

ごめん


言い忘れたよ


悪口じゃなくてね


嫌味じゃなくてね


もう別れてしまった君に


「ありがとう」と


「お幸せに」



君と一緒にいたいとか


君さえいてくれればいいとか


たぶん


そう思っていたのは僕だけで


二人でとったプリクラとか


ふたりでとったぬいぐるみとか


ふたりで買った漫画とか全部


捨ててしまうにはあまりに苦しくて


たぶん僕はしばらく


君を思い出すものが欲しくて


泣いてしまうんだろうけど


君がいなくても


僕はいるよって


いつか


思えたらいいな

自信が


なくなってしまったんだ


君を愛する自信じゃなくて


君に愛される自信

いくつになれば


僕は僕じゃなくなってくれるの?

探していたのは仕事じゃなくて


君といられる長い時間


就職活動なんてばかばかしいと


自由を求め続けた


「これが俗に言うニートなんだ」と


何度も怒られながら


それでも僕は自由を求めた


やりたいことだけしていたい


くだらない夢だけ追いかけていたい


そこに君さえいてくれればいいと


僕は言い続けた


なくなったのはお金じゃなくて


君の涙だった


愛してるから一緒にいたいのに


一緒にいたいから長く家にいたいのに


家にいるためには仕事はできないとか


そんなのは全部逃げる言い訳で


子供の脳のまま大人になった


それで通ると思ってた


現実を見てみたら


やっぱり大人は大人じゃなきゃいけなくなって


国民年金?住民税?NHK受信料?


そんなの誰かがやってくれるとか


思い込んでて


君は全て抱え込んで


それでも一緒にいてくれた


僕との二年間


文句ばかり言っていたけど


なんとかかき集めてきてくれたお金の存在を


僕は知らなかったよ




今じゃもう遅いかな


今じゃもう遅いよね


君はやっと言えたんだ


僕にサヨナラ


僕はまだ言えないんだ








自由が欲しいなんて


頑張ったやつの言う事だ


なにもしてないくせに


なにもできないと言って


僕は現実を怖がっただけだ


誰かを傷つける為に


生まれてきたわけじゃない


誰かを幸せにできるような人にはなれない


もう少し時間が欲しいよ


大人を教わる時間

転んでしまった


道の途中


全速力で走ってたから


怪我をしてしまった


痛くて


痛くて


こらえてた涙が溢れ出して


痛いよ


痛いよ


大きな声をあげて泣いた


ただひとりで泣き続けた


助けも求めずにただただ泣いた





「大丈夫?」


誰かの声がした


助けてくれた誰かに


お礼を言う前に


僕の涙はとまってて







走り続けてた


今までずっと


全速力で


止まっちゃいけないと


思ってたから


だた一言


知らない君がくれた言葉で


僕は歩くということを知った


今まで走ってきた分


ゆっくり歩こう


まだ、道は長いから

指輪をはめたの


ずっと外してた指輪


もう私の指には合わなくなってしまったから



指輪をはめたの


ずっと隠してた指輪


もう私の指でははめてはいけなくなってしまったから



久しぶりにはまった指輪は


少しきつくなってて


でも変わらずにキラキラ光ってて


キレイすぎてもったいないくらい





あなたに買ってもらって


あなたと手を握って


もう一度戻りたいなんて


思った日もあった






指輪をはめたの


やっぱり今の私にはもう似合わないみたい


でも大切にするの


大好きだった思い出がつまってるから


私の幸せの象徴だったから




指輪を外したの


そっと箱にしまって


少しだけ泣いた


私は


忘れない




僕にできることってなんだろう


地球の為にできること


世界の為にできること


人の為にできること


何の取り柄のない僕にも


できることってなんだろう


誰かの為


恋人の為


友人の為


どんなに小さなことでも


君にしかできないこと


僕にしかできないこと


そんなことは絶対あるはずだろう


誰にでもできること


誰だってできること


そんなことは絶対あるはずだろう


探して


見つけて


実行することは


僕にとっては困難なことだけど


誰かの役にたちたくて


誰かに笑ってほしくて


僕は今日も捜し歩いてる




僕にできることってなんだろう


小さなことからはじめてこう


僕の頑張りで


誰かを幸せに


できたらいい





大きいベッドに寝転んで


雨の音を聞く


長く長く


落ちていく音


少し止んだと思ったら


また大きな音をたてる


今日もひとりでこの音を聞いて


風がドアを叩く音におびえて


パソコンの音にイライラして


また今日も過ぎて行くことが


嫌な気分にさせる




だってまた


君と話せなかったから