あふれ出す


多すぎる文字の中から


君に似合う文字を選んで


言葉にする


出来上がった言葉を


君に伝えると


君は僕に似合う言葉を返す


意思疎通


難しいことじゃなかった


首を傾げるのは


選んでるからで


目を閉じるのは


作ってるからで


難しいことじゃなかった


難しいことじゃなかったはずなのに


君に似合う言葉が


見当たらなくなってしまった


暴走する文字


砕け散る言葉


伝えることができなくて


閉じられたままの口


ただ流れ落ちる


涙が全てもっていってしまう


本当は


こんなに伝えたいのに


本当は


こんなに溢れてるのに


本当は


こんなにいっぱい


君に似合う言葉をさがして


僕に似合う言葉を返して


当たり前のこともできない


口の開き方を


忘れてしまった


下を向くのは


何ひとつ届いてないからで


やっぱりすごく


難しい