氷の花が咲いた朝に





今朝、街のLINEに

「氷の花が咲いたから、よかったら観に来てください」

というお知らせが届いた。


特別なイベントでもなく、

宣伝でもなく、

ただ季節の一瞬を分かち合うための言葉。


夜の冷え込みの中で、

土の中から静かに立ち上がる氷の花。

陽が差せば、ほどなく消えてしまう

冬の朝だけの贈りもの。


そんな儚い風景を

「今ですよ」と教えてくれる人がいて、

それが自然に回る街。


写真に写っているのは、

氷の花そのものだけれど、

本当は

この街のやさしさや余白も

一緒に写っている気がする。


住む場所は、

便利さだけじゃなく、

こういうまなざしで

できているのかもしれない