久しぶりに風邪をひきました。


体調は万全ではなかったけれど、前々から予約していた山奥の蕎麦屋さんへ。

車で1時間半。少し無理をして向かいました。


風邪のときは、消化にエネルギーを使わないよう

食欲がなければ無理に食べない方がいいと言われます。


それでも、ここのお蕎麦は大好物。

「美味しいものを食べたら、少し元気になるかもしれない」

そんな淡い期待を胸に。


いただいた蕎麦のフルコースは、驚くほど美味しくて。

もちろん蕎麦は絶品なのですが、器や店内に飾られたアート、

ホメオパシーやターシャ・デューダーの本が並ぶ本棚——

その空間すべてが味わいの一部でした。


蕎麦の味は、空間と一緒にいただくものなんですね。






体調が優れないときに美味しいものを口にすると、

脳が「食べたい」という信号を出し、血流が良くなるそうです。


もし、あまりに弱って食欲がないときでも、

それが心からの大好物なら、きっとそれも栄養になる。


今回のお蕎麦は、身体にもやさしくて、ちゃんと美味しくて。

回復へ向かうための、ちょうどいい一食でした