フランソワは、船上の人となっていた。
--前世視の最初に視えた、ナポレオンを連想させる姿の男性は、彼だった。
同時に彼が
戦艦の司令官
であるという情報も、その時点で得ていた。
夜--暗く静かな海。
頭上には、満天の星・・・
彼は、夜の静かな海が、とても好きだった。
何故か、その感覚は、太古の昔からの記憶であるような気もしている・・・
戦いを指揮する立場であり、海戦に向かう途上であったにも拘わらず、海と星を眺めることで、心も静寂を保つことができた。
--彼が目指す先は
新大陸
そこで彼は、心震える場面に遭遇することになる・・・


