Kさんの3つ目の過去世の人物は、広い敷地に建つ大きな館に住む、裕福な青年。
好く晴れたその日、現代の芸能リポーター?(もしくは取材記者?)のような取り巻きに囲まれていた。
彼らは、青年の行くところ行くところについてくる。
目的は、19才という若さで将校に昇進した若きジェントルマンが、事実上の初陣である、大きな実戦に挑むことになった、という一報を受けたから。
さらに注目を集めたのは、彼が上機嫌で手にしているライフル銃--海外から買い付けたものではない、初の国産銃だった。
談笑して散策する途中で足を止め、空飛ぶ鳥に向かって試し撃ちをする、まるでゴルフか何か、スポーツでもするように。
その度、取り巻きは感嘆の声を上げた。
場面変わって、軍事演習に参加する青年。
すぐ側に用意されている何門かの砲台が、青年の合図で一斉に砲撃を始める。
--戦争がどういうものか、あまり解っていない青年のテンションは、上がるばかりだ・・




