輝く星に導かれ(15) ~ 告白 | 前世の記憶を辿る Past life memories

前世の記憶を辿る Past life memories

元ブログ『前世の記憶』の続き。
前世の記憶では前世以外のカテゴリーも様々書きましたが、本ブログは、
前世関係に特化させたいと思っています。

小さな子どものように泣き、そして泣き疲れた頃、カミラを院に連れて

来たシスターが、礼拝堂の一角に招き入れた。

 

 

気付けば、涙の理由など、問う素振りすら見せなかったシスターに対し、

父の事、ミラーナの事--そして、ミラーナに対する罪の意識に苦しんで

いることなど、すべてを告白していた。

 

告白してしまうと、何故か重荷が下りたような気がするのも、物静かな

シスターが、終始何も口を開かずじっと聞いてくれていたからかもしれ

ない--

 

我に返って改めて周囲を見渡せば、先程、無邪気に賑やかに自分を

迎え入れてくれた子どもたちが、別人のように真剣な面持ちで、祈りを

捧げている様子が目に入った。

 

シスターが口を開く--その子供たちは孤児である事、院で面倒を

看ている事--将来もここに留まるか、出ていくかは彼ら次第では

あるが、少なくとも今の彼らは、教義を真剣に学び、院内に作られた

農園での労働も厭わず行う、敬虔な善きクリスチャンである。

 

子ども達が祈りの歌を唄いだすと、それはカミラに、少女時代、父に

連れられ、何度も足を運んだ教会の情景を思い起こさせた。

 

 

子ども達のキラキラした瞳は、彼女が彼らと同じ年頃だった時の気持ちを

甦らせた--歌手の父に憧れ、自分も将来は歌手になる、と心秘かに

決めていた・・・!

 

--でもこの瞬間、彼女にはその夢に対する未練が、ちりほども残って

いなかった。

というのも、自分の意志に反して連れて来られた修道院で、そのわずかな

滞在時間で、将来への新たな夢を見い出し、その夢に向かって生きる

自分の姿を、ありありと思い描いてしまったからだった・・

 

 

音譜ランキングに参加しています音譜  


スピリチュアルランキング

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアルメッセージへ
にほんブログ村