スーパーでの買い物中に視えたビジョン--
それは、Yさんが『ギロチンのようなもので首を切られた』
記憶と関係があるものでした。
実は、この記憶があまりに過酷なものでしたので、逆に
まったくもって失礼なことに、半信半疑だった、というのが
正直なところでした。
しかし、スーパーの中で視えてきたビジョンは、数秒程度
のものだったにもかかわらず、そんな愚かなコダイに
強烈な一撃 を与えるものでした・・・
--Yさんが感じた記憶は、本当だった、と思わせるその
ビジョンは、しかし、それ以上続きが視えることもなく、Yさん
の総ての鑑定を終えるまで、何も視えてきませんでした。
その光景に関わる前後関係も一切視えません。
前後関係がわからないということは、鑑定としては成り立たず
Yさんご本人には、この件に関しては視えなかったとお知らせ
したのですが、それは上のような事情と、ただでさえ過去世を
知る恐怖を持っていらっしゃるYさんに正直にお伝えするべき
かどうかといった迷いもありました。
なので、このビジョンを紹介するか否かに関して、Yさんの
過去世の物語を書き終えた後、ご本人の御意思にお任せ
したいと思っています。
というのも、視えた3つのYさんの過去世のうち、メインとなる
物語を読まれた後でも遅くはないと思うのと、物語が視えて
こなかったということで、今世に縁のない、知る必要もほとんど
無い過去世ではないか、と思うからです。
ただ、この一瞬のビジョンは、前世というものを軽く(甘く)考え
過ぎていたコダイの大きな戒めとなったことは間違いありません。
Yさんが感じた辛さのそのほんの一端でも感じることができたの
は、コダイにとって必要な経験だったのではないかと思います・・