『男装の騎士』記事が、フランドルで起きた宗教改革に端を
発した反乱に関わるものだとすれば、ビジョンの解釈は容易
になる。
ロブレヒトの家庭が働けど働けど楽にならなかった理由も、
食糧難や、フェリペが重税を課すなどの圧政があったから--
一方、クラウディアは、広大な領地を持つ領主の娘。
ロブレヒト達が教会以外の貴族階級の館を襲ったというような
記述は、ネットで検索した中では見つけられなかったが、彼女の
父と教会との強い結びつきが原因となって勃発したのではなか
ったかと--これは想像の域を出るものではないけれど。
この後、ネーデルラント(現在のオランダ、ベルギーなどを含む
地域・フランドルも含む)は独立戦争へと突入していくので、この
時代のロブレヒトを含む人々は、安らぐ間も無い時代を生きる
ことになる--
ライデン包囲戦
今回の記事の冒頭で、片想いの彼の前世での横顔が、写真と
同じ形で視えた、というのは、経験のない事だったが、オランダ
で波乱の人生を歩んだ ロブレヒト の思い--この過酷な時代
を知ってほしい、そして彼にとっても過酷な運命だったと知って
ほしい・・といった強い思いがあったため、コダイが間違えること
のないように、と、今生の顔を見せたのでは--と推測する。
但しこれは、あながち根拠のない話でもない。
前世を視ている時(自分の時だけでなく依頼された方の時も)
前世の人物の怒りや哀しみを受けると、通常の生活にまで
影響を及ぼす場合がある--
今回も、ロブレヒトの、司教への強い怒りのどこまでが彼の怒り
で、どこからが私が感じる個人的な怒りなのか、その境がはっ
きりしないほど、怒りを抱えた状態が続いていた。
それは、是が非でもこの物語を知らせたいという動機になる
のではないだろうか・・・
領主の娘であるクラウディアは、ロブレヒトと再会したくとも、
それは叶わなかった--が、彼にとってもそれは同じで、
記事には詳しく書かなかったが、襲撃後、邸の中で彼女の
『遺体』を、かなりしつこく?探していた。理由は、発見できな
ければ彼女が無事であるという保証を得ることができるから。
天上のお姫様にも等しいクラウディアと夫婦になれるなど、
本気で思っていなかったので、無事であったとしても再び
会うことはないという覚悟はしていた。
歴史的にも混沌とした時代の真っ只中なので、それを
彼も身をもって感じていたのだろうとも思う。
