男装の騎士(12) ~ 男装の理由 | 前世の記憶を辿る Past life memories

前世の記憶を辿る Past life memories

元ブログ『前世の記憶』の続き。
前世の記憶では前世以外のカテゴリーも様々書きましたが、本ブログは、
前世関係に特化させたいと思っています。

父への不満は今に始まったことではない。

 

幼い頃、父の後ろ姿を追って、書斎に入っていった時、

そこには見知らぬ客が居た。

無邪気に父に近寄るクラウディアを、父は怖い顔で

叱りつけ、訳も分からず、母に引きずられるように

部屋から出された。

 

追い出されるのは、母も同じだったため、幼心にも

暗に女子どもを卑下する父の心を読み取った。

初対面から好きになれなかった客にもそれを感じたので、

母に訊ねると、教会の『司教』だと教えてくれた。


司教は以来、何度も父の元を訪ねてきた。

クラウディアは司教が居る時は、二度と父の部屋のドアを
開けることはなかった。
代わりに、父に見せ付けるように男装し、男の子のように
振舞った--

 

父母に何を言われても、頑として止めようとしなかったのは、

父と司教に対する強烈な反感を体現したかったからだった・・