少女(19) ~ 都会の生活 | 前世の記憶を辿る Past life memories

前世の記憶を辿る Past life memories

元ブログ『前世の記憶』の続き。
前世の記憶では前世以外のカテゴリーも様々書きましたが、本ブログは、
前世関係に特化させたいと思っています。

 

都会の生活に慣れ、友だちと度々外出しては楽しい時を

過ごしたり、少年の忙しい仕事の合間を縫っておしゃべり

したりと、息抜きの方が忙しくなっていった。

 

辛い時期を共に居てくれたヒサに対して、感謝の気持ち

がある奥さまは、出かけたら最後、暫らく戻らないことを

繰り返すようになったヒサのことを、その身の安全こそ

願えど、若いのだから、少々羽目を外して遊びたいと思っ

たとしても仕方のない事だと理解を示し、大目に見てくれ

ていた。

 

 

少年は少年で、ヒサの思い通りになるようなタイプでは

なく、米国の少女を真似しても、浮ついた態度を取るよう

なことは一切無く、少女に対して終始真面目に向き合った。

 

 

そんな日々を過ごすうち、次第に故郷の事、母の事を

忘れがちになっていくヒサに、奥さまも気づいてきた。

--母の事が常に頭から離れず、故郷を想っては泣き

じゃくっていた少女は、いったいどこへ行ってしまったの

だろう・・と。

 

そんな懸念が現実化したかのように、電報が奥さまの許

へと届く--それはヒサの故郷から、急を要する内容を

伝えていた・・