少女(9) ~ 西洋人形 | 前世の記憶を辿る Past life memories

前世の記憶を辿る Past life memories

元ブログ『前世の記憶』の続き。
前世の記憶では前世以外のカテゴリーも様々書きましたが、本ブログは、
前世関係に特化させたいと思っています。

 

 

夫の外出を慎ましく見送る妻の姿--のイメージは、その

『苦虫を嚙み潰したような』

顔を見れば、一目瞭然--覆る・・

 

そもそも夫は 妻の顔色など窺わない どころか、

妻の表情を気にかけるなど、想像だにしないことだった。

なので 妻がそこに居る ことは承知していても、顔を

見ることなど無いし、云わんや別れのあいさつなど

男の沽券(こけん)に係わる 

ことなので、彼女の『苦虫を噛み潰したような』表情にも、全く

気付いていなかった--

 

少女が見た、奥さまの

不機嫌な表情

とは、夫に対する 苦々しい思い が招いた結果だった。

 

 

--奥さまの気分を損ねていたのは、夫の外出に同行する

人物--。

 

夫と寄り添い、腕を絡めているのは、ひとりの女性--

女性というより、年齢から言えば 少女 だった。

 

大柄な体型。長い手足--青い瞳に、背中まである

豊かなブロンドーー

そう、彼女は異国からやって来た、西洋人形のように美しく

愛らしい少女だった・・・