透視のスピードが上がらなかった数日間--2~3日程
視えていたのは、赤ん坊を世話する少女のみ。
が、その赤ちゃんが
『王の子』
である、という情報、そして
Ⅶ
の数字が、画像としてくっきり視えていた。
つまり、名前はわからないものの その王は ~~7世 である
という意味の情報を得ていた。
・・・試運転?期間を終えると、物語が動き出した・・・
当初、赤ん坊の母親は、世話する少女だと想像していたが、視えて
きた事情は違っていた。
--彼女はやんごとなき貴族の邸の使用人。全身白に近い衣装は
エプロンを含む、使用人の衣装・・
まだ少女の彼女は、家系の遠戚にあたるが、彼女の家庭は裕福で
はなく、口べらしのように『奉公』に出されていた。
彼女が赤ん坊をたらいに入れたのは、邸の奉公人の中から赤ん坊
の世話役-- 子守 として指名されたからだった・・・