大みそかの夜、紅白観るのを止めてYouTubeを観ていた。
ホラー系、スカッと系等、時間が経つにつれ飽きてきて、紅白代わりに自分の好きな音楽が聴きたいと思い探し始めた。
ひとつの動画を見終わると、関連動画が勝手に表示されるが、その中の一つに目が留まった。
タイトルに
O mio babbino,caro
の文字・・・大好きな歌だ
その歌が聴きたいと動画を選択し、飛び上がるほど驚いたーー!
歌手の名は
Amira Willighagen
出演時、わずか9歳・・・!
2013年10月アミラ・ウィルハーフンが9歳の時、オランダの「ゴットタレント」というテレビ番組でジャコモ・プッチーニ作曲のオペラ『ジャンニ・スキッキ』の曲『私のお父さん』を歌い審査員、視聴者はその声に圧倒された。
2015年6月時点でこの番組のビデオはYouTubeで3千6百万回以上再生されている。ビデオはあっと言う間に世界に広まった。
決勝ではプッチーニ作曲のオペラ『トゥーランドット』の『誰も寝てはならぬ』を歌い、50パーセント以上の視聴者が投票し優勝した。一度も歌を習わずYouTubeを見て独学したと語っているが、何年も前からナイメーヘンエマウス協会の子供のコーラスに入っていた。
2014年アルバム『アミラ』をリリースする。3月28日に発売され3週間でゴールドディスクを達成した。
様々な音楽関係者と共に仕事をする。色々な国から招待を受け、テレビ、ラジオに出演している。
2017年には南アフリカで3枚目のアルバムを制作している。CDの売上の半分は、南アフリカのポチェフストルームに子供達の遊び場を作るため寄付された。南アフリカはアミラの母の出身地でもある。
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上の動画は『オーケストラの少女』を彷彿とさせる映像で、それはフィクションだがーー私はこの映画に憧れて一時期声楽を習っていたこともある。オペラもそんな頃、10代前半から好きだったーー
Amiraはリアルで映画を現実のものにしてしまった、しかも9歳で。さらに師匠抜き?でプロのオペラ歌手並みの美声と技術を体得したなんて・・・本当に驚きだ!!