スタン・バブリンカ(スイス) 対 アドリアン・マナリーノ(フランス)戦
初戦からバブリンカ選手の調子が良くないとは思っていましたが、
ストレート負けとは・・!
7/6(4) 7/6(5)
何だか女性っぽく見えてしまうのは私だけかもしれませんが--
楚々としたマナリーノ選手が、リターンショットを繰り出す時は、
人が変わったように(性別が変わったように?)、目にも鮮やかな
ショットを、男らしいマッチョなスタンに容赦なくぶつけてくる。
このギャップが結構楽しめました。
そもそも、姓と判ってはいますが、『マナリーノ』と呼ばれるのを
聞くと、女性名のように思えて仕方ありません(;^_^A
アドリアン・マナリーノ選手↓

ところで、バブリンカ選手が姿形だけのマッチョではないことを証明
した瞬間がありました。
マナリーノ選手のレシーブで、ボールを2度叩いたと審判に判定され、
『2度叩いてない』と主張したのに受け入れられなかった時、バブリン
カ選手が、マナリーノ選手の言葉を認めたのです。
自分に有利に働くはずの判定だったのに--
でもこれが公正ということ、スポーツの戦いとは常にこうあるべき、
と、自ら範を示したように見えました。
『ズルをしてでも勝てばいい』といった類のプレーが様々なスポーツ
の現場に溢れる中、なかなかできない事だと思います。
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今朝の
ラファエル・ナダル 対 フェルナンド・ベルダスコ戦
同国(スペイン)同士、左利き同士の対戦は、ベルダスコ選手が予想
を覆す善戦。
6/4 2/6 6/3 でベルダスコ勝利。
インディアン・ウエルズで錦織選手と対戦した時も、しぶといイヤ~な
選手だなーと思っていたら・・
ナダル選手を応援したかったけど、最後はベルダスコ選手側について
応援してました!
『この勝ちは大きい、それに満員のスタジアムで勝てたことも気分
が良い。・・ビッグトーナメントで、歴史に名を残すようなプレーヤー
を倒したんだ・・この喜びを噛みしめたい・・!』
ベルダスコ談
『これは、テニス本来の問題ではない。コートで十分リラックスでき
ていないように思う。今日のテニスは、1か月半前よりかなり良くなって
きてるはず。なのに、重大な局面になると、神経質になりすぎてしまう。
今までは、自分の感情を90~95%コントロールできていた。
それを取り戻さなくてはならない・・1週間かかるのか、半年かーー
1年かかるかもしれないけど。僕のチームの助けも借りるつもりだが、
何といってもこれは自分自身の問題。最後は自分で何とかしなきゃ。』
ナダル談
本人はそれほど深刻な問題ではない、とも言っているようですが・・
4月12日から始まる、モンテネグロ ローレックスマスターズでは、
再び元気な姿が見られることでしょう!
ベルダスコ ホット・ショット↓