マイアミ・オープン2回戦
対ミハイル・ユーズニー 6/2 6/1 で 錦織の勝利
対ユーズニー戦は、彼の経歴から見てタフな試合になると思って
いたら、ここ最近の錦織選手の試合を見る限り、なかなかお目に
かかれないあっけないほどらく~な戦いに見えました。
ATPニュースより
第4シードのケイ・ニシコリは、マイアミ・オープン初戦でミハイル
・ユーズニーを 6/2 6/1 69分の戦いで退け、3回戦へと駒
を進めた。
サービスポイントの勝率70%、16回のブレークチャンスの内5回
を成功させ、ユーズニーとの対戦成績を1勝1敗とし、今シーズン
(2015年)の19勝目を飾った。
『今日は気分良く戦えた。自信も感じたし--少し風があったけど、
天候が良かった。暑過ぎず湿度も適度で、プレーし易かった。
コートを支配できたし、サーブも良く、全てが上手くいった。
今日は勝てて本当にハッピー!』錦織談
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ユーズニー戦後 錦織インタビュー↓
Q;おめでとう!ユーズニーとの前回の対戦ではボロ負けだったのに
(デビスカップでの対戦で3セットストレート負けを喫した)今回
は楽勝のストレート勝ち、どうしてこんな結果になったの?
A;もちろん、彼とはタフな戦いになると覚悟してた。常に警戒を怠
らないようにしていなければならない選手だから。でも今日は、
サーブもリターンも、全ての感触が良かった。なので本当に勝て
て嬉しい。
Q;夕べは大変な嵐だったけど、それで気温が下がったりとか、何か
変化は無かった?
A;全然、グレートな感じだったよ。暑すぎず湿度も高過ぎず、風は
少しあったけど、それはいつもの事だし。今日の方が良い感じだ
った。
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遅ればせながら、マイアミ大会直前インタビュー↓
Q;(インディアン・ウエルズの)カリフォルニアの砂漠から湿度の高い
マイアミに来て、毎年どんなふうに乗り切ってる?
A;大好きなトーナメントのひとつで、昨年も良い結果を残せてる。
ここは快適な場所だよ。湿度が高めという条件はあるけど、とにか
く楽しもうと思ってる。
Q;マイアミをベースに生活を送る君にとって、ホームで戦うような気分?
A;もうほとんど地元気分。(自宅のある)ブレイデントンにも近いし、来る
のも楽なのでプレーに集中したい。
Q;インディアン・ウエルズを振り返りたいんだけど。2015年シーズン
とても良いスタートを切れていたので、もう少し頑張れたんじゃない?
A;確かにロペスとの対戦は残念だった。でもずっと良いテニスができて
いたし、ここでもトレーニングを重ねていたので、土曜日の初戦(2回戦)
は楽しみにしてる。
Q;第4シードとしてマイアミ入り、組み合わせ抽選も有利に働く。それは
気を楽にするけど、注目も集まる。第4シードの感想は?
A;(高いシードの立場)にだんだん慣れてきてる。世界ランク5位になって
2~3か月は緊張したし、居心地も悪かった。でも今は慣れたし、自信
もついた。トップ5を維持するのは大変だけど、より良いプレーでキープ
し続けたい。
Q;暑くて湿度が高いここマイアミと、インディアン・ウエルズのカリフォル
ニアとで、ボールの動きが全く違うと君は言ったけど、どう違うの?
A;インディアン・ウエルズではボールがよく浮き上がる。空気が乾燥して
いると益々高く浮く。コート(サーフェス?)は本当に遅くて、ボールは
跳ね上がる。でもここマイアミではコートは速くて湿度が高い。10分
もプレーすれば、汗が噴き出るので、水分補給をしっかりして回復さ
せないといけない。
Q;ジョコヴィッチがフェデラーを破った(インディアン・ウエルズで)ことは
知っていると思うが、ジョコヴィッチは無敵な感じに見える。彼の弱点
等について教えて。
A;彼に弱点がいくつもあると思えないが、その弱点が少ない事こそが
彼の強みだと思っている。サーブもストロークも、そしてバックハンド
も全てがグレートでミスしない。ベースラインからの粘り強い攻撃。
彼と対戦する時は常にアグレッシブに立ち向かい、ポイントを奪い
取らなければならない。勝つ為には少々のリスクも背負う必要は
あるだろう。
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今日の2回戦(全てライブで見ることができました)
ジョコヴィッチのマイアミ初戦 相手はジョコヴィッチとは初対戦の
41位 スロヴァキアの マーティン・クライザン
第1セットはクライザンに1ゲームも与えない、正に『無敵』のジョコ
ヴィッチでしたが、第2セットではとんでもない展開が待っていました。
第1セットでは自由自在にジョコヴィッチに操られていたクライザンが、
第2セットに入ると、王者に対し一歩も引かないブレーク合戦!
ジョコビッチを上回る神ショットの連発で、ミスの少ないジョコヴィッチ
からエラーを何度も引き出していました。
アンフォーストエラー総数
ジョコヴィッチ 29 クライザン 39
しかし第3セットでは、ジョコヴィッチが真骨頂とする弱点の少なさを
余すところなく披露、精度の高いサーブ等でブレークチャンスを1度も
与えることすらなく終了。
6/0 5/7 6/1 でジョコヴィッチが勝利しましたがクライザンの
第2セットのプレーは圧巻でした!
いや~第1セットでは余裕だったジョコヴィッチのコーチ、ボリス・
ベッカーさんも、第2セットの途中では青ざめてました。王者が初戦
敗退の危機?と思っていたかも・・・
第2セット、クライザンの神プレーの一端をご覧ください↓