準決勝直後(今朝4時頃)にアップされていた記事の訳です。
現在アップされているものとは少々違います。(一部書き換えられ、さらに書き
加えらているようです)
リンクは貼ってありますが、訳の内容はその以前の文からのものです。
Kei Nishikori Reaches U.S. Open Final, Beating Novak Djokovic
SEPT. 6, 2014
ケイ・ニシコリが、対戦する強豪を次々に撃破していく中、コーチのマイケル・チャンは、
それでも戒めの言葉を繰り返した。
「よく頑張ってる、素晴らしい!でもトーナメントは終わったわけじゃない。」
--まさに、彼はその戒め通りの展開を続けることになる。
第1シード選手である、ノヴァク・ジョコビッチ(セルビア 27歳)との対戦は、2試合連続の
5セットマッチ、という激闘を経て得たものでありながら、彼は驚くべき回復力を見せつけた。
準決勝では、テニス界ナンバーワン選手のジョコビッチをひどく慌てさせ、ついに決勝への
切符をもぎ取ったのだ・・!
決勝進出を決めた 6-4、1-6、7-6(4)、6-3 という結果は、グランドスラム、
男子シングルス史上、アジア初の快挙となった。
「日本では今、朝の4時ぐらいかな?多くの人達が観てくれてるといいな。」
24歳のニシコリは、日本時間について言及した。
彼は、14歳で故郷日本を離れ、以来、フロリダにある、IMGアカデミー(ニック・ボロテリー
テニスアカデミー)でトレーニングを積んでいる。
「グランドスラムで準決勝まで進んだのは初めてだったから、少し硬くなってたかも。
でも、ナンバーワンプレイヤーを破ることができて、ただただアメイジング!アメイジン
グな気分だよ!!」
彼は、第10シード選手として決勝進出を果たしたが、それは、USオープンでは、2002年
の ピート・サンプラス選手以来の低いランクだった。
ピート・サンプラスは、2002年のUSオープン 第17シードで決勝に進出、優勝した。
これは彼の事実上の引退試合となったが、ニシコリはまだ、スタートしたばかり。
それどころか、ごく短い間に、さらに大きな躍進を遂げる可能性を秘めている--2009年
に手術を余儀なくされ、トップ100圏外に追いやられた右肘を含む、その他怪我に泣かさ
れることが無ければ、の話だが--
ニシコリは長らく、非常に素質ある選手だと見られていた。
特に、アカデミーのニック・ボロテリー元コーチ(現アカデミー名誉職)等、多くの素質あると
言われた選手を見てきた人々がそう思っているし、断言もしている。
ボロテリーは、シーズン前のインタビューでこう語っている。
「ニシコリ、サビアー・マリッセ、そしてマルセロ・リオス--この3人は稀に見るショットメーカー
(正確なショットをするプレイヤーのこと?)だ。
ケイ・ニシコリが怪我無く、万全の状態でいたなら、すぐにでも大物選手達の仲間入りができる
はずさ。」
--この予言は、8か月後のUSオープンで、正に的中した・・ニシコリ、ここにあり、と!
