岡田准一のこと⑤ 続・続・続インタビュー ジャングルの奥地 | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

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情報番組『とくダネ!』~特捜エクスプレス

タイトル; モノ作りは命懸けで・・・“俳優”岡田准一の素顔

インタビュー続き


岡田:

宝物はもう、身近には無くて・・・特に、映像界だったり、モノを作るっていう作業は、

宝物はもう身近に無くて、やっぱ、

ジャングルの奥地にあってーー怪我をするかもしれないし、何か

するかもしれないけど、その覚悟を持って、その宝物を探しに

行って見つけるっていうことをしないと、本気で死ぬ気で作ってい

かないと、人が観てくれるものは作れないんだっていうような時代

には来ていると、僕は思ってますし・・


昔からそうなんですけど、

何かを生み出す気が無いなら、失礼だから 辞めた方がいいーー

と思ってるんですよ・・


やっぱり

現状を守りたい

とかっていう人が周りに多くてーーー

そうではなくて、何かを作りたいとか、何かをやるんだ っていうーー

新しいことを作るんだ、探してでも勉強する気が無いなら、もう 

辞めたほうがいい と思っていてーー辞めて、違う仕事やっても、

生きてく自信があるので・・・


でも、ここの世界に居て、やる限りは、死ぬ気で作っていきたいし

そのためのチームを見つけていきたいーーチームを作りたいと思っているし・・。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


以上がインタビューの全てである。


インタビューを終えた笠井アナが、

『自分をインタビュアーに選んでくれてありがとうっていう気持ちです。』

と、いろいろと教えられた事が多い、と ひどく感激していた。


私も心を揺さぶられたから、ここまでして残そうと思ったわけだが、このインタビューについて、

種類の違う2つの点に惹かれていてーー

ひとつは ② で言っていた

『いろんなしがらみを越えたものをサポートできる存在でありたい』 


これは、彼のモノ作りに懸ける並々ならぬ思いが伝わってくる言葉であると同時に、彼の

懐の深さ、大きさが伝わってくる言葉だと感じた。


ストイックに自分を律し、そして、他人には優しい・・


そんなハートが透けて見える言葉は、岡田准一に限らず、一つの道を究める人に共通の性質

のようにも思える。

・・金メダルに輝いた羽生結弦にも、同じものを感じてしまうがーー違うだろうか?


もうひとつは、今日のブログに載せた部分。


ジャングルの奥地まで分け入ってーーそれは、辛くも厳しい道のりでーーでも、逃げないで、

それを覚悟の上で(死も覚悟の上で)、宝物を獲りにいくーー


岡田准一は、モノ作りの世界について、何か新しいものを作りたければ、ジャングルに分け

入らなければできないーーと、その世界限定の話でもちろん、言っている。

確かに映像の世界は、革新的な何かを生み出すポテンシャルを秘めた世界だし、それに

見合った才能も集まってくる。


かといって現状に甘んじて、未来を切り拓くつもりのない才能なら、この世界に居るべきでは

ないーーと。


岡田准一の言葉は 峻烈で新鮮 だった。

にも拘らず、その口調はおっとりとしていてーー

生き方を他人に強いたりする風情は一切無い。

ーーーバラエティーなど見れば、後輩を可愛がり、年取ったら 『高田純次』 みたいになり

たいとか公言してはばからないほど、ゆるやかで、ユーモアがあってーーホントに肩肘張って

ない。


この言葉はしかし、私は、特殊な世界にいる人限定の言葉と捉えなかった。

当の自分がいつも、隙あらば守りに入ろう入ろうとしているからだーー守りに入ったほうが楽

だし、安心する・・前へ進もうとしないーー攻めていないのだ。

しかも、そんな事に気づいてもいなかった・・・



ところで、彼のことを知るため、現在放送されている NHK大河 軍師勘兵衛 を毎週見る

よう心掛けているが、ストーリー自体は今のところ、いったい何が面白いのかさっぱりわから

ない。義務感ばかりでちょっと苦しくなってきた・・