グレート・スピリット⑨ 夕陽 | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

前世の記憶 ~Past Life Memories~

占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

他 映画、音楽、スポーツ関連記事も書いています。




前世の記憶 ~Past Life Memories~


彼は、大自然の中で暮らしていた。


クリスタルのような湖 -- 深い緑の森

満天の星・・・


男性の視界に映る景色の数々ーー


前世の記憶 ~Past Life Memories~


彼はそれを深く愛し、とても大切に思っていた。

自然と調和するというようなイメージ。

愛馬に対して抱く感情と、自然に対して持っている感情もまた、源を同じくしているように
思えた。


人や動物を含めた、自然界に存在する万物を愛する、という彼の意識の中にある感情を、

しかしその時は、現代人である我々と違い、自然の中で素朴な生活を営む彼らが必然的に

抱く感情なのだろうと、勝手に納得していた。


--これだったのか・・と思ったのは、以下の言葉が紹介されているページを開いた時だ。

アメリカ先住民の言葉、祈り、などに書かれていた事は、前世の男性の意識や考え方に

一部通じるものがあるように思えた・・




Great Spirit Prayer
by Yellow Hawk, Sioux Chief


Oh, Great Spirit, whose voice I hear in the wind, whose breath gives life
to all the world.

Hear me; I need your strength and wisdom.

Let me walk in beauty, and make my eyes ever behold the red and purple

sunset.

Make my hands respect the things you have made and my ears sharp to

hear your voice make me wise so that I may understand the things you

have taught my people.

Help me to remain calm and strong in the face of all that comes towards me.

Let me learn the lessons you have hidden in every leaf and rock.

Help me seek pure thoughts and act with the intention of helping others.

Help me find compassion without empathy overwhelming me.

I seek strength, not to be greater than my brother, but to fight my greatest 

enemy - Myself.

Make me always ready to come to you with clean hands and straight eyes.

So when life fades, as the fading sunset, my spirit may come to you without

shame.



以下 拙訳


大いなる霊に捧げる祈り  

by イエロー・ホーク スー族、族長


大いなる霊よ、私はあなたの声を風の中に聴き、その息は世界中の生きとし生けるものに

命を与えます。 

お聞きくださいーー

私は、あなたの力と叡智を必要としているのです。

美の中を歩み、そして赤と紫の夕陽を、しっかりと見届けることができるようお導きください。

私の両手が、あなたの創造されたもの全てを尊ぶように、そして、私の耳が良く聴こえるよう

してください。そうすれば、一族に与えてくださった教えを、私も理解することができるでしょう。
力を貸してくださいーー

全ての困難に直面する時、穏やかな気持ちで、しかし強い心のままいられるように。
一枚一枚の木の葉、岩の中にあなたが隠された教訓を学ばせてください。

奉仕への純粋な気持ちと行いを、求めてできるようになるまでーーまた、感情に流された同情

ではない、思いやりを身に付けることができるよう手をお貸しください。

私は 強さ が欲しいーー私の兄弟に勝つためでなく、最も大いなる敵である

私自身 と闘うために。

道を間違えることなく、澄んだ瞳のまま、あなたの下へと向かう準備をさせてください。

そうすれば、日没の太陽が姿を消すように、私の命が終わりを迎える時、魂は、恥じることなく

あなたの下を訪れることができるのだから・・・


前世の記憶 ~Past Life Memories~