GPファイナル2012 羽生結弦フリー動画 + 記事 By: Jackie Wong~訳  | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

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Seventh time's the charm,
Takahashi finally wins a Grand Prix Final title


December 8, 2012 By: Jackie Wong 


GPファイナルでの挑戦7度目にして、2010年度の世界王者である高橋大輔が、初めて頂点に立った。4回転を含む見事なパフォーマンスを見せた今日、彼にとっては今シーズン初の勝利であり、加えてそれは、並み居る強豪達を抑えての勝利でもあったのだーー

クリーンなショートで首位に立った高橋は、フリーの冒頭、不吉にもクワドトゥで転倒。しかし、急遽3回転を加えてコンビネーションにした4回転を成功させて挽回すると、続く5つの3回転ジャンプ全てをクリーンに決めた。
結果フリーでは3位だったが、多くを望んではいけない、ショートでのリードを守りきったことでメダルを手中にした。

また、日本人選手が表彰台のトップに立ったことも、GPファイナル史上初めてである。さらに言えば、過去9回、日本人選手が銀もしくは銅メダルを獲得しているが、そのうちの4つまでを、高橋大輔が獲っている。(織田信成3回 小塚崇彦2回)

ショートでの3位から順位を上げたのは、羽生結弦だ。
プログラム冒頭の、美しすぎる4回転トゥに始まり、7つの3回転ジャンプ全てをクリーンに着氷させ、銀メダルに輝いた。
しかし、2回転になった4回転サルコゥは、優勝を逃す高価な代償となってしまった。

2連覇中のディフェンディングチャンピオンであるパトリック・チャンは最初の4回転トゥで転倒、ダブルアクセル+ダブルトゥのコンビネーションジャンプは、規定回数オーバーで無効。トータル258.66のスコアで終えたチャンは、かろうじて銅メダルとなった。 

他の追随を許さないほどの高いハードルを飛び越えたにも拘らず、表彰台の高さにすら届くことができなかったスケートカナダ金メダリストであるハビエル・フェルナンデス。ショートで5位発進、フリーで3回ものクワドを成功させてフリーでの首位には立ったものの、ショートでのハンデを挽回するまでには至らず、チャンに次ぐトータル0.04点の僅差でメダルを逃した。