Hanyu celebrates victory on home ice
November 24, 2012 - by Tatjana Flade
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NHK杯男子シングルは、羽生の優勝、高橋大輔が銀、そしてフリーの力強いスケーティングによって順位を上げたアメリカのロス・マイナーが銅メダルに輝いた。
日本人選手のワンツーフィニッシュで幕を閉じた同大会は、羽生自身の地元でもある宮城、
仙台での優勝だっただけに喜びもひとしおだ。
羽生のフリー曲『ノートルダム・ド・パリ』に載せて始まった演技冒頭、まず4回転トゥループをきれいに決め、続いて4サルコゥに挑んだが、これはステップアウト。しかし次の3フリップで盛り返し、さらにレベル4のフライングコンビネーションスピン、続くステップはレベル3、そして次のトリプルアクセルも成功。
コンビネーションジャンプは、3アクセルを降りたもののシングルジャンプを付け足しただけだった。続く2回のジャンプ(2回目はコンビネーション)は確実に決めたものの、プログラム2度目となる3ルッツで転倒。
このワールドフィギュア銅メダリストは、終盤に向けて疲れが出たようだ。最後のコンビネーションスピンでバランスを崩し、起き上がる前にしりもちをついてしまった。
しかし、奮闘の結果、フリーの得点は 165.71(88.93/78.78)。
トータル 261.03 で、金メダルに輝いた。
『ミスがいくつかあったにも拘らず、160点を越えることができたことは自身になる。勝つためにやってきたハードな練習の成果が出たと思う。』
羽生は言う。そして次のように付け加えた。
『日本の男子シングルには、他にも優秀な選手がたくさん控えている。けれど、世界(世界フィギュア、オリンピック)に出られる枠は限られている。その枠を獲ろうと思う気持ちが、自分を強くしたんだと思う。』
(後略)
※羽生のインタビューについては、実際に日本語で述べた内容と多少(いっぱい?)違う部分があるかもしれません。
