前世が見えれば、その他霊的なものも見えるはずだと教えられてはいても
例えば オーラ とかーーも私には見えない。
すでに亡くなっている人の姿を見たことは２度あるが、検証できたのは
（背格好や服装などから、亡くなった当事者だろう、と）１例のみ。
それも、私の場合勝手に見えてしまい ぎゃあ～～ みたいなのではない。
前世を見るときと同じく 見よう！と決意 して意識を集中させてやっと（苦労して）見えてくる。
なので、前世以外の所謂霊視の類は難しいのだ、と思っていた。
ところが最近、自分の中で説明も付かない、消化もできないでいることに出会ってしまった。
それは、習慣にしている山登りの最中に起こった。
私は、市内の低山に毎週末登っている。
健康のため身体を鍛える目的ではあるが、限られた時間の中でこなすことができるよう
時間のかからない、往復１時間もあれば登って下りてこれる最短コースを選んでいる。
厳しくも難しくもないコースなので、登山中、小さなお子さんから年配の方まであらゆる年代の人々に出会う。
愛犬を伴って登る人も多いーー
ーー不思議なことは、その 愛犬たち にまつわる出来事なのだ。
それは先週、いつものように登り、そして下っている時ーー途中
小型犬（犬種とか全く判らない
黒くて長毛）を連れた男性とすれ違った。
多分
黒毛の
男性は、私が下りだったにも拘らず、犬が近づいたりしないよう気遣ってリードを引き
立ち止まって道を空けてくれた。
（本来は登り優先なので、下りの私が足を止めて道を空けるべき）
自然、ペットに目が向いたーー
瞬間、その犬がまるで一つの人格を持ったヒトのように見えた・・
背筋を伸ばし？（まるで軍人のように）飼い主にリードを引かれたからではなく
自ら、すれ違う私に対して敬意を表し、微動だにせず私が通り過ぎるのを待っている・・！？
思わず、食い入るように見つめてしまった。
とてつもなく賢い犬ーー圧倒されるほどのーー
２度目の不思議な体験である今日ーーまたペットを連れた男性とすれ違った時
ーー勿論先週の男性とも愛犬とも全く別人、別犬。
飼い主は、前述の飼い主のように立ち止まることはしなかった。
しかし、犬の情報は再び見えて？きた。
ーー犬は、山にいること、見知らぬ人とすれ違うことに戸惑っているーー
とはいえ、犬の行動が戸惑っているように見えたわけでもなく、私に吠えたりしたわけでもない。
ひたすら辺り構わず無心に登っているようにしか見えないのだ。
だから、何故そんな情報が見えた？のか、わけがわからない・・
私の妄想に過ぎないのか・・思い込みかーー
ーー前世が見えるようになって２年。
確かに不思議なことは、前世が見えるようになってからのほうが多い。
しかしそれ以降も定期的に山に登っていて、何度も愛犬を連れた登山者を
見てきたけれど、飼い主の前世を見てみようと思うことはあっても、ペットの情報を
得ようと思ったことなど一度もない。
今回は、自分で望んで見えたわけではなく、情報を無理やり押し付けられた？ような印象。
それこそ、幽霊が見えて ぎゃあ～ みたいな状況ではある・・・