前世 徒然② | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

前世の記憶 ~Past Life Memories~

占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

他 映画、音楽、スポーツ関連記事も書いています。



城に敵が迫っていたーーしかし、武将である女性の夫は遠い戦場にーー


女性は即座に立ち上がったーー迷いは微塵もない・・・!

頭にハチマキ、タスキを掛け、薙刀を手に城中の家来を全て集めた。


敵を返り討ちにするため、女城主を先頭に足並みを揃えると、城全体が揺れるーー


ーー勇ましいーーあまりに勇ましいお姫様・・


扉を開けると、闇の中、眼下に敵はいたーーー


・・・上段の構えーー


前世の記憶


その姿を見た瞬間、敵に致命傷を負わせる構えだと判った。


薙刀を頭の上でぐるりと廻すと、下に向けられた刃先を渾身の力で振り下ろした・・・



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これだけだったが、お姫様が味方を率いて城の中を進む場面では

城全体が震えるのをリアルに感じた。


また、前世のお姫様の武将である夫は、全身黒ずくめの甲冑姿で見えた。

しかし、普段は黄金色の派手な着物を身に着けている。

ーー伊達政宗・・?


薙刀に関しては、鉄砲の出現で、兵士の武器の主力ではなくなった後

僧侶か女性の武具となったため、江戸時代には、敵の侵入を遅らせる目的で

薙刀を使って腰元が敵の足元を狙うということもあったそうだが、この前世で見た構えは

頭の上からほぼ直角に敵を突き刺すーーそういった形で、決して小手先の

使い方ではなかった。

腰元でもなかったが・・・


お母さんによるとこのお嬢さんは、今生でも勇ましい?性格だそうだ。