Japan Figure Skating Exhibition 2011 | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

前世の記憶 ~Past Life Memories~

占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

他 映画、音楽、スポーツ関連記事も書いています。

今日の羽生結弦のExhibitionは

Justin Bieber

じゃなかった。



その ビーバーに興味がまったく無い(つまり嫌い)うえ

下手な歌も聴くに耐えないと思っていた。


ビーバーが嫌いでも、結弦がその曲で舞うと

超一流の歌声に聴こえるし、なんだか好い曲っぽく思えるのが

不思議(異常)だーー


さらに、このBGMの演目は、若さあふれる17歳という年令のスケーターが

演じるのに、特に適しているようだ。



ーーー正直に言えば、フリーのロミ+ジュリには惹かれても

SPの演技には惹かれない。

今日のエキシビジョンで演じられた 白鳥の湖 に関してもそうだが

しっとりと情感たっぷりに演じていたけれど、どこかしっくりこないーー


前世の記憶


要は、メリハリが無い 結弦らしさがないーー


ロミ+ジュリの素晴らしさは、ロマンチックに演じるシーンと

激しいコレオステップのパートとの組み合わせで

悲恋をドラマチックに彩ってみせる

それが、見る者のハートを揺さぶり掴んで放さないーー


羽生の魅力は

見る者に考える隙も与えないままドラマに引きずり込んでいく

強引さーー

そして

見た目は、女の子?かと思わせるような優しい面立ちからは

想像もつかない、内面に炎のような激しさを秘めているーー


その ギャップ だーー!


それを存分に発揮しないでは、羽生結弦じゃないーー


嫌いなビーバーの曲でも、まだこの方が結弦らしさがある。


まあ、短時間のエキシビジョンに何もかも盛るのは無理だろうが

願わくば、エキシビジョンでも他のプログラムでも

恐いもの知らずの思い切った演出で演じる姿が見たいものだ。