白いドレスーー
銀色の髪ーー
13、4歳の女の子ーー
少女に対して
父親が、怒りを込めて怒鳴ったーーー
『 鞍を履かんかーー! 』
ーー少女は、ハダカ馬に乗っていた。
落馬しかねない娘の行動
(幼いころ、ハダカ馬に乗って一度、落馬しているようだ)
を心配した親心なのに、少女には伝わらない。
何度言っても聞かない娘に、手を焼いている。
少女も、怒鳴ってばかりの父に
反発心を強めるばかり・・・
集められた干草を、大きな熊手でくちゃくちゃにしては
ばら撒くのは、少女のストレス発散だ。
散らかった干草を見て、げらげら笑っていた・・・

