「月刊ギィフォワシィ-相寄る魂-」 | 益永えりかの日進月歩

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小劇場役者を現在お休みし、動画の編集や配信のお仕事をしている益永えりかのブログです。
多趣味な私が好きな物を気の向くままに綴っています。
一回きりの人生、楽しめればいいじゃない。

9月は観劇の月。
益永です。

先日の話になりますが、以前いた劇団でお世話になっていた演出家の田村連さんと中村まり子さんがお二人で芝居をされるという事で、見に行って参りました。
外苑前にあるマンダラというレストラン?バー?でした。
とても洒落乙な空間で若干の場違い感を感じながらジンジャーエール片手に観劇しました。

「相寄る魂」
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面白かった、なんて言葉で片付けるのは畏れ多いです。
とても勉強になりましたorz
特に勉強になったのは、冒頭のものの数分間。
台詞無しで表情や動き・仕草だけで二人とも人物像が想像できたところです。
台詞を話し出してもそのイメージは変わらず、むしろまだ台詞を喋っていなかったんだという事にその時やっと気付いた位で、とても鳥肌が立ちました。

ベテランてすげぇ…ラブ
心底思いました。


話がちょっと逸れますが、
以前連さんのレッスンで台本読みをした際に、戦争中に出会った少年と少女のシーンを読んだ事がありました。
もちろん台本読みですので感情を入れて読みました。が、
その時に私が連さんから頂いたダメは

「初対面で戦争中に突然部屋に入ってきた相手にいきなりスラスラ話し掛けられると思う?」

というもの。
言われれば、もちろん「No」です。

感情はもちろんありますが、初対面の男性、しかも戦争中で敵か味方かも分からない人間が突然自分の部屋に入ってくる、というシチュエーションで、そんなにスラスラ感情を乗せて話せるわけがありません。
できるだけ相手を刺激しないように、自分を冷静に保つように、慎重に言葉を選んで話すはずです。
この考え方、当たり前なのですが、ただ台本読みをすると安易に考えていた自分は考えも及ばず、頭を氷の塊で殴られたような衝撃を受けました。


その時に学んだ“初対面同士の空気の出方”が、まさにこのお芝居を形作る礎になっていました。
最初の空気作りは本当に大事なんだなと思い知った舞台でした。
熟練の先輩のワザを垣間見る事ができて感動しましたお願いラブラブ


最近は演出家としてのお仕事が多く、あまり出演サイドのお仕事をされていないと思っていたのですが

大間違い!

この「月刊ギィフォワシィ」というイベント?で、今年は毎月のように舞台に立たれているそうです。

お恥ずかしいことに私はこのギイ・フォワシイという劇作家さんは知らなかったのですが、今回の舞台を拝見して、「相寄る魂」を台本で読んでみたいなと思いました。
たくさんアドリブらしき台詞や動きが散りばめられていて面白かったので、どこまでが台本なのか知りたいのですwww
それ位マッチしたアドリブとキャラクターでした!

南青山MANDALAというお店で毎月ギイ・フォワシイという劇作家さんの作品を上演しているそうで、連さんとまり子さんの「相寄る魂」は次回は11月だそうです。

もしご興味湧いた方がいらっしゃいましたら、是非行ってみてください!


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