おはようございます😃

「積ん読解消コンサルタント」の浅井真美世です。


「1日1冊読めるかなチャレンジ」は、2023年1月31日に目標の1000日を達成しました。

そして、2023年8月6日よりFacebookおよびnoteにて、「本を語る」100日100冊チャレンジを始め、11月13日に、100日継続を達成しました。

さらに、2024年3月5日より今度は、

「1000日1000冊1000文字チャレンジ」を開始。

前回までと同様、こちらには、およそ2週間遅れで発表していきます。


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読書ノート 2024/4/21


「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第49日


❶[1BOOK]

「本を読む本」

M.J.アドラー/C.V.ドーレン著 外山滋比古/槇未知子訳

株式会社講談社 講談社学術文庫

1997年10月10日 第1刷発行 2015年4月20日 第55刷発行

この本は、1978年6月、日本ブリタニカ株式会社から刊行されました。


❷[3POINT +1]

◎日本の読者の皆さんへ(モーティマー・J・アドラー)

『本を読む本』は、読むに値する良書を、知的克積極的に読むための規則を述べたものであります。すべての本がこの本の奨めるような読みかたに値する訳ではありません。厳密に申せば、それは名著と言われる本にこそふさわしい読みかたであります。そのような名著は、1回だけでなく、2回あるいはそれ以上の精読に値するものです。


①分析読書ー読書の第三レベル 

☆本を分類する

読者は、いま読んでいるのがどんな種類の本かを知らねばならない。これを知るのは早いほどよい。できれば読み始める前に知る方がよい」


② シントピカル読書ー読書の第四レベル

☆シントピカル読書における点検の役目

点検読書も、分析読書も、ともにシントピカル読書を念頭においた準備作業と言ってもよいのである。点検読書はここにいたって読書の大切な道具としてその本領を発揮する。


③読書と精神の成長

☆ 生きることと精神の成長

積極的な読書は、それ自体価値のあるものであり、それが仕事のうえの成功につながることもあるだろう。しかしそれだけのものではない。すぐれた読書とは、われわれを励まし、どこまでも成長させてくれるものなのである。


❸[1ACTION]

[実行すること=自分との約束]

読書の先にあるもの、アウトプット=「本を書く」につなげる読書をする。


❹[1episode]

☆日本人の読書ー訳者あとがきにかえて(外山滋比古)

これまでの日本人の読書は求道的、人生的であった。そのため、ときとして宗教の代用の役割も果たしてきた。ところが、近年の教育の普及によって、情報処理としての読書が注目されるようになった。実際的で、知的な読書である。

これまでは意志の力で読んだ。精神力の問題であった。読書の技術がほとんど問題にならなかったのは不思議ではない。宗教に技術は不要である。

ところが、前述のように、日本人の読書にも新しい性格が加わろうとしている。おびただしい本が出る。ざっと目を通すだけでよい本、じっくり腰を落ち着けて精読すべき本、一部はていねいに一部は流し読みすればよい本、とさまざまである。それを有効に読み分けるためにも読書の技術を身につけておかなくてはならない。

こういうわけで、日本人の読書はいま激変しようとしている。新しい知的読書へ向かうにも本書のような技法はきわめて有益であろう。新しいタイプのすぐれた読書家が生まれることを期待する。


❺「本を語る」

前回、この本を読んだのは、2021年9月でした。その頃はまだ、自分自身も「読書法」を身につけていたとは言い難い状況で、この本でいう「読書の第二レベル」までしか紹介できませんでした。

[思いついたこと]

それから2年以上の時を経て、500冊以上の本に当たることによって、ようやく「第四レベル」まで到達できたと言えます。「シントピカル読書」とは、1つのテーマで多数の本を読み、理解することです。その先にあるのは、当然「アウトプット」であり、レポートを書くことでしょう。

[そして]

この本が日本で最初に出版された1976年ごろは、一般人が文章を発表する機会は限られ、本を出版することは、現実とは遠く離れた話だったのです。今のように、インターネットもなく、個人が発信するには、雑誌の読者投稿欄に応募したり、自分でガリ版刷りの新聞や小冊子を作るくらいしか、方法はありませんでした。私が、「週刊プロレス」に投稿し始めたのは、1984年ごろです。当時は女性のプロレスファンが少なく、ましてや子連れで会場へ行くのも珍しかった時代です。そんな中で、私の文章が際立って見えたのだと思います。

[しかし]

今では、誰でもブログやSNSで、発信することができるようになりました。文章だけでなく、動画も簡単に作れます。YouTubeやTikTokなどでは、ただ面白いだけでなく、知識や教養を広げることができる分野の投稿も増えました。出版される本の数は、相変わらず多いですが、巷では書店が減り、アマゾンなどのオンラインで気軽に買えることから、本を買う人は多くても、読む人は少なくなる一方です。そこにはただ「積ん読」だけが残ります。

[だからこそ]

「本の読みかた」が大切なのです。100年前は、読書は「苦行」でした。でも、今は、スキマ時間に、スマホでも読書ができる時代です。また、さまざまなニーズに対して、それぞれの本がたくさん出版されています。現代は「シントピカル読書」に最適な時代だと言えるのです。その準備段階として、「点検読書」「分析読書」、そして「本を分類すること」などが必要になるのです。何より、読書の目的がはっきりしていないと、すぐに迷子になってしまい、結局無駄な時間を過ごしてしまいかねません。そういった意味で、これまでの「読書に対する思い込み」を解いて、自分なりの読書法を身につけることは、自分の成長を促すだけでなく、成功への道を切り開いてくれることにつながります。


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