おはようございます😃
「愛と癒しの説教おばさん」改め「積ん読解消コンサルタント」の浅井真美世です。
「1日1冊読めるかなチャレンジ」は、去る1月31日に目標の1000日を達成しました。
そして、師匠である望月俊孝さんの計らいで、ヴォルテックスのセミナールームで、
念願の「達成記念講演会」を開催し、たくさんの方に参加いただきました。
これらすべては、皆さんの応援のおかげであると、心より感謝しております。
そして、Facebookにて、「本を語る」100日100冊チャレンジを始めました。
こちらでは、15日遅れで発表していきます。
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「本を語る」100日100冊チャレンジ 第21日
❶[1BOOK]
「捨てる」思考法 結果を出す81の教え
出口治明 毎日新聞出版 2022年8月10日
❷[3POINT]
①「はじめに」
☆「得る」ために「捨てる」、そこに気づけば簡単だ
未来のために、捨てるべきものを潔く捨てる。その価値を認めれば、ことは簡単です。それでも、人生にはどうしても捨てられないもの、残しておきたいものがあります。
イノベーションに不可欠なのは、セレンディピティ(予想しなかった偶然の幸運)です。大切なのは幸運に出合う道筋ですが、さらに大切なのは、偶然に適応する能力です。だからこそ、常に学び、出会い、知力を磨く営みを捨てるわけにはいきません。
②余計なものを手放す習慣を身につける
☆大事な決断ほど「熟慮」を捨てる
大事な決断をするときは慎重に考えろと言いますが、それは間違った通説だと思います。人生における大事な決断ほど、実はその場のノリで選んだほうが良い結果がですのです。
パートナー選びという重大な決断ほど、人は直感でしています。いままでの経験の蓄積に照らし、なんとなく感じがよさそうと判断して連絡先を交換しているはずです。
③「おわりに」
☆無駄を「捨てる」ことは、未来への投資である
無駄を「捨てる」ことは、新しい社会を「生む」こと。未来への投資です。社会という器には限りがありますが、一つを捨てれば、一つを得ることができます。人間という器も同じで、一失一得。病気から職場復帰できたものの、車椅子で移動している僕は、低い位置からの視点を得て、これまでとは違う学内の景色を見ることになりました。
❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
「得る」ために「捨てる」
[思いついたこと]
私は最近、「積ん読解消コンサルタント」という肩書きを使っています。コロナ禍において、読書の必要性に目覚めて、たくさん本を買ったけど、ほとんど読めずに「積ん読」になっている人が多いことに気づきました。たいていは「積ん読」の山を見るたびに、罪悪感を感じてしまうのではないでしょうか。
[そして]
本当は、罪悪感なんて抱く必要はないんです。本は、買った時点で、すでに人の役に立っているのですから。読むも読まないも、本人次第。無理して読む必要もありません。だから、まずは「仕分け」することから始めましょう。そして、自分にとって不要な本は、捨てましょう。捨てるのが惜しい、というなら、売りましょう。そして、今、私は、あなたにとって不要な本を買い取るために、「古本屋」さんの準備をしています。
❹[1episode]
☆「麻雀おばさん」を取り除けば、ダイバーシティが進む
社会のダイバーシティや女性の登用を妨げているのは男女差別と性分業であり、会社の人事は夜の麻雀で決められていると前に書きましたが、社会のイノベーションを阻む存在として「麻雀するおばさん」も挙げなければなりません。
「男性優位・年功序列・上意下達・生え抜き重視」といった「おじさん的な価値観」を受け入れて「おじさん化した女性」は、まれに存在します。
日本においては、それほどまでに女性の活躍が難しかったという現実の裏返しでもあるわけですが、これからは「おじさん化」しなくても女性が能力を発揮できる社会にならなければ、世界の市場から取り残されると認識すべきでしょう。
ダイバーシティとビジネスの相関関係は、日本の東西で異なる「麺文化」にたとえると分かりやすいかもしれません。ご存知のように、東日本は麺と言えばソバが主流です。一方、日日本はうどんでしょう。
男女の性別も同じ問題だと思います。日本に東西の地方があるように、男女が50%ずつ半々に存在するマーケットのなかで、供給側の女性幹部が3%しかいないという人員構成では、需要に応えられないのは当然です。