本日の一冊❣️2021/9/18 「悩む力」
おはようございます😃
愛と癒しの説教おばさんです。
望月俊孝さんが提唱する4C速読法で「1日1冊読めるかなチャレンジ」を継続中。
現在、500日目です。
本日、9月18日朝10時より
Facebookライブを行い、今までの軌跡についてお話しする予定です。
Facebook、noteでは、リアルタイムで発表していますが、
このブログでは、少し時間をおいて、25日遅れの投稿となっています。
4C速読法の個人指導を行なっています。
無料の個人セッション(Zoomで1回45分)にて説明します。
ご興味のある方、下記のリンクをご確認ください。
https://peraichi.com/landing_pages/view/px7d4
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❶[1BOOK]
「悩む力」
姜尚中 集英社新書0444C 2008年
❷[3POINT]
①第1章「私」とは何者か
☆「相互承認」しか方法はない
結局、私にとって何が耐えがたかったのかと言うと、自分が家族以外の誰からも承認されていないという事実だったのです。自分を守ってくれていた父母の懐から出て、自分を眺めてみたら、社会の誰からも承認されていなかった。私にとっては、それがたいへんな不条理だったのです。単なる思い込みだったのかもしれませんが、当時の私には、どうしてもそうとしか思えなかったのです。
この経験も踏まえて、私は、自我というものは他者との「相互承認」の産物だと言いたいのです。そして、もっと重要なことは、承認してもらうためには、自分を他者に対して投げ出す必要があるということです。
他者と相互に承認しあわない一方的な自我はあり得ないというのが、私のいまの実感です。もっと言えば、他者を排除した自我というものもあり得ないのです。
②第6章 何のために「働く」のか
☆コミュニケーション・ワークス
かつては第二次産業である製造業が職業のメインでしたが、いまはサービス業がメインになっています。サービス業とは、難しく言うと「社会関係の再生産」に関わる労働であり、要するに人間関係をメインとするコミュニケーション・ワークスです。
俗に「人仕事」という言い方がありますが、人とのコミュニケーションには形がなく、しかも、ケースバイケースであるため、かなり過酷です。単純労働と違ってマニュアル化しにくいために、おのおのの努力や工夫で頑張らねばならず、肉体も神経もフルに使うことになって、心身ともに疲れ果ててしまいます。
サービス業の大きな特徴として、「どこまで」という制限がないことがあります。だから、中には、果てしなくのめり込んで、時には消耗し尽くして自殺する人もいると言います。
おそらくこれらには「評価」の問題も関わっていると思います。形のないサービス業であるだけに、良いのか悪いのか、良い場合はどのくらい良いのか、悪い場合はどのくらい悪いのかといった判定がしにくいのです。頑張っても正当に評価されなければ、人はやはり無力感にさいなまれるでしょう。
③第8章 なぜ死んではいけないのか
☆つながりを求め続けろ
人と人がつながる方法は一つではなく、いろいろな方法があると思います。
私にはどうしなさいともアドバイスできるわけではありません。と言うより、それぞれの人に悩んで考えてほしいと思います。「脳」に特化して上滑りになったり、「私」に閉塞して城を作ったりしないで、つながる方法を考えてほしいと思います。
私も長く悩みました。器用ではないので、ずいぶん時間がかかったと思います。
しかし、その積み重ねによって、いまの私があると思うのです。他者を承認することは、自分を曲げることではありません。自分が相手を承認して、自分も相手に承認される。そこからもらった力で、私は私として生きていけるようになったと思います。私が私であることの意味が確信できたと思います。
中途半端にしないで、まじめに悩みぬく。そこに、その人なりの何からの解答があると、私は信じています。
❸[1ACTION]
[衝撃を受けたこと]
「サービス業はコミュニケーション・ワークスである」
[実行すること=自分との約束]
まずは自分の頭で、悩んでみよう!
[思いついたこと]
「一身にしてニ生を経る」という言葉に、私も挑戦してみよう。
[そして…]
現在、私は「人の悩み」を相談される立場にあります。私も調子に乗って、いろいろとアドバイスをするのですが、それは単に、「悩み」の糸口をあげつらうだけです。最終的に、どれを選ぶか、選ばないのかは、その人自身が決めること。そして、悩むことです。
だからこそ、時間と手間をかけて、一緒に解決の糸口を探っているのです。意外にも、「悩むこと」を後回しや先送りにしているケースが多いんですよ。
❹[1episode]
☆「一身にしてニ生を経る」〜終章 老いて「最強」たれ
福沢諭吉は、「一身にしてニ生を経る」という言葉を残しました。私もそれをやってみたい気分になっているのです。自分という一人の人間の中で、二つの人生を生きてみたい。
あえて言えば、恐いものがなくて、分別もないのなら、何でもできるのではないかという気分なのです。
同時に、私は「若さに無上の価値を置く」ような考え方を覆してみたいと、天邪鬼のように思うことがあります。
日本には「若い」ということを先験的に尊いと思ってしまうような価値観があります。だから、性差別や人種差別などいろいろな差別が問題とされる中で、「年齢差別」だけは当たり前と受け止められているのです。
かつてのように若い人が多数派ならいざ知らず、いまの状況は明らかに違います。高齢者が文化を作らなければいけないのです。
恐いものなどないと、あえて自分に言い聞かせている私は、いま、これからやりたいことを夢みたいに、しかし大まじめに考えています。そして、一身にしてニ生を経る以上は、これまでの人生とはまったく違うものに挑戦したいと思っています。
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1日15分の読書で人生を変える「4C読書法」とは?
チェンジ
チャレンジ
チャンス
チョロイ!
そしてプラス「コンティニュー(継続)」
これって何?
「1日1冊読めるかなチャレンジ」を2020年5月7日から続けています。
そのおかげで、ボケかけた頭はスッキリ、提唱者の望月俊孝さんの応援を得て
オンラインでのライブ配信や読書会の主催など、65歳にして
新しい世界がどんどん広がっています。
速く読めるは武器になる!
詳細は、無料の個人セッション(Zoomで1回45分)にて説明します。
下記のリンクよりお申し込みください。
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