9月30日の朝日新聞夕刊に、こんな広告が。


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沼田まほかる著『九月が永遠に続けば』(新潮文庫)

書籍広告。それがコレ。↓


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でも、上手いなー。

41万部売れていたらそれは凄いし、事件だけど。

東川篤哉著『謎解きはディナーのあとで』並みの仕掛けと勢いを感じます。


確かに書店で、その変わった名前にまず惹かれ、そしてちょっとSFっぽいタイトルに興味をもって、手に取りました。

でも内容はサスペンス。

高校生の一人息子が、夜中にゴミを捨てに行ったまま失踪するという、何か身近かに起こりそうなことが発端でじわじわ怖い。そして、ミスティリアスな人物たちがてんこ盛りで出てくるところも。人物の描き分けが見事なので、最後があまり共感できない終わり方でも、一気に読めます。

でも、こんなに売れているとは、思いませんでした。

もうドラマの原作にぴったり。

勢いで、『痺れる』『彼女がその名を知らない鳥たち』『猫鳴り』と購入してみましたが、この本が一番面白かった気がします。

桐野夏生の初期作風に少し似ている感じがしました。