震災のため会期が変更になっていた
東京国立博物館平成館の『写楽展』(~6月12日)に
行ってきました。
とても充実した内容でした。
・東洲斎写楽の版画142図
・同じ芝居の同じ役者に取材した絵師(歌川豊国、勝川春艶、
勝川春英、喜多川歌麿など)の作品との比較。
・版元で写楽を生み出した蔦屋重三郎の功績
など、見所満載。
写楽の版画がこんなに揃うことも珍しい。
実際、所蔵先にはギメ東洋美術館(仏)、ボストン美術館(米)、
大英博物館など、海外からの出展が多いし、
国内でも東京博物館所蔵の他、相撲博物館、太田記念美術館、
中には、市川亀治郎など個人コレクションもかなりあります。
同じ役者を題材にしてるのを比べると、
やはり写楽の線の特異さが、際立ってました。
日本より海外での評価が早かったということです。
海外美術館の版画の保存状態が良いことも、
実際に見て(それも多数)分かりました。
版画だから、刷りで色も変わっているわけで、
その比較も、結構楽しかったです。
写真(下)は、図録(2500円)。


