『AS NOW~WHEN I’m 60~
MASUMI OHNO with THE ALFEE』
行ってきました。
この企画は、今年の3月頃に関口社長から「還暦ライブやったら?、お手伝いしますよ」という話があって、実現したとのことです。最後のMCの時、大野さんから。もう3月には決まっていたのですね。発表9月なのに。
赤坂BLITZの会場に入って思ったこと、「狭い!!こんなに狭かったのか」と。スタンディングで1,000人以上入るところに椅子を並べて、484席だそうです。
今回当選したのは、本当に幸運だったと改めて思いました。あと、関係者らしき人が多数いました。
セットリストがはっきりしないので、雰囲気だけでも。(もしきちんと分かったら訂正します)
赤ちゃんの頃からの写真が次々に紹介され、高見沢さんよるナレーション付き。
【1部】大野さんのソロ
(G 鈴木雄大、Key 細井豊<センチメンタル・シティ・ロマンス>)
大野さんは、秋っぽいスーツで、同色の帽子、とてもダンディー。
・空に星があるように
・あの頃のまま
・MAN
・スローバラード
・追憶
・1999ダイヤモンド
(あと何曲かありますが、不明)
「このあとお笑い3人組が出てきます」とのコメントあり。
【2部】15分休みを挟んで。
並びは下手から、桜井、大野、坂崎、高見沢さん。
大野さんと坂崎さんで、どのアルバムに入っていた曲か解説し、その時のALFEEのことなど話しながら進行。
桜井さんは最初はベースを持ってなかったので、手持ち無沙汰で、時々客席に向かって、軽くギャグを。やはりダークなスーツ(ワイシャツも)で、ネクタイが赤。
高見沢さんだけ立って演奏してましたが、大野さんに話を振られるまで、無口。大野さんと初めて会った時、愛想が悪かったこと、ひたすらビール飲んでたこと、いたずら電話で脅かしたこと、ビールを半ケースだけ持って来てくれたことなど、D-45のことなど、かなりオチにされてました。それをニコニコしながら、聞いてました。黒の長いジャケットスーツ、インナーがソロの時のヴァンパアードクロ。髪がガロのマークを意識して軽い巻き髪に。ちょっと新鮮。
坂崎さんもグレーっぽいスーツ。
(順不同です)
・たんぽぽ
・水色の世界
・美しすぎて
・君の誕生日
・ロマンス
・一本の煙草
・ラブソングはいらない
・一人で行くさ
・暗い部屋
・四葉のクローバー
・遠い春
とにかくガロをコピーしていたと言ってるくらいですがら、演奏からコーラスまで完璧。個人的に「暗い部屋」がとても良かったです。ALFEEの組曲系の原点かなと思いました。
どの曲もコーラス厚くて、坂崎さん、高見沢さんがマークやトミーを、桜井さんが大野さんのポジションで、うまく流れていき、まんまガロかというと、そこにやはりALFEEらしいところもあり、贅沢な演奏でした。
そして、桜井さんベース、高見沢さんがエレキに持ち替えて、なんと吉田太郎(Dr)、ただすけ(Key)さん登場。ALFEE総力戦。
・あなただけを
・ビートルズはもう聞かない
・時の魔法
・一枚の楽譜
・木馬
・学生街の喫茶店
特に、太郎さんのドラムが歌謡曲テイストで、何とも心地いい。
「一枚の楽譜」はボーカルが高見沢さん。声がカワイイというか、ノッてました。客席も。間奏にエレキソロが入るし、「学生街の喫茶店」までソロが入りました。
坂崎さんとは結構セッションの機会はあるけど、桜井、高見沢さんが揃ったのは、ガソリン・アレイ以来30年ぶりくらいとかで、大野さんはリハから楽しくてしょうがなかったそうです。
ALFEEが退場して、大野さんが最後に一人で。
・ワンパイントのラム酒に乾杯
この曲が入ったミニアルバムが、この日限定で販売されてました(1,500円、サイン付き 写真)
加藤さん、清志郎さんのことにも少し触れ、「残念だけど、自分はこれからも歌っていきたい」と話されてました。
60歳になったけど、気持ちはデビューした19歳のままですとも。
退場の前にALFEE3人からとして、ネックまで真紅のテレキャスターのギター(ケースも赤)が贈られました。
高見沢さんが後ろに隠して(でもバレバレ)持ってきて、嬉しそうに説明しながらお渡ししてました。
大人のライブでした。素敵な夜でした。
記念に配られたTシャツ