こんにちは。
妻が作ってくれたカレーは3日かけて食べる税理士の高橋です。
特に3日目はとてもうまいです。
プレゼンコンサルタントとして活躍されている新名史典さんが、先日、「『部下力』のみがき方」(同文舘出版)という著書を出版されました。
その著書の中で面白いな、と思ったページがありました。
そこでは、資料と口頭説明の情報量の組み合わせで、それがどれくらい受け手に伝わるかが紹介されています。
富士通株式会社の田中宏治氏が2006年に芝浦工業大学大学院で調査したもので、次の5つのケースに分け、受け手への伝わり度合を調べています。
1. 詳細な資料と詳細な口頭説明
2. 簡略な資料と詳細な口頭説明
3. 詳細な資料と簡略な口頭説明
4. 簡略な資料と簡略な口頭説明
5. 資料なしと簡略な口頭説明
上記5つのうち、どれが最も相手に伝わったと思われますか?
実は、一番は「5.資料なしと簡略な口頭説明」だそうです。
私はてっきり、「1.詳細な資料と詳細な口頭説明」と思いました。
より良く相手に理解してもらうために、丁寧にしっかりした資料と説明をすべき、と考えていたこともあり、この結果はちょっとショックでした。
この1の組み合わせは上記5つのうち三番目になります。
最も伝わらない最下位の組み合わせは、「3.詳細な資料と簡略な口頭説明」だそうです。
ちなみにあとは、4の組み合わせが二番で、2の組み合わせが四番になります。
話し手としては伝えたいことは沢山あるものの、聞き手はその何分の一しか受け取れない、ということのようです。
つまり、「シンプルなほど伝わる」ということ。
詳細な資料作りには相応の時間を要するものの、上記結果よりそのかけた時間が有効に活かされない可能性が高いといえます。
ならば、資料を最小限のシンプルなものにとどめ、その分時間を口頭説明の練習や準備に充てた方が役に立つのでは、と著書でも述べられていました。
今後、関与先への説明や、セミナーをする際に参考にしたいと思います。