健康のため、散歩ついでに畑まで行ってゴソゴソするのが日課になってる両親だけど
父だけ先に帰ってきてた
母は残って知り合いと話して帰ることも多いので、いつもの事かと
そしたら帰ってくるなり慌ててメガネを探し始めた
家中を動いて、無い無い言うてる
どうしたん?
どうやら畑の近くでメガネを紛失したらしい
勘違いで初めからかけて無かったのかもと、とりあえず家の中に無いのを確認しに戻ったそうだ
やっぱりあっちかぁ
あんたぁ、いっしょに探してくれん?
えー、マジかー、もう夕方やぞ
まぁ納得しないだろうから行くけどさ
スキージャケットにウールの帽子、フリースマフラーと、中にはヒートテック上下、これら全部着込んで臨む
寒風が吹きすさび、午後5時のサイレンは鳴った
ここから日の入りまで1時間の勝負
ある程度の目星はついてるらしく、帰り道の途中とかではなく、川のほとりのゴミを除けてた時に帽子が外れて、たぶんその時だろうと
母が一緒なので1人でチャリで行くわけにもいかず、てくてく歩いて現着

ここから少し下流に鯉が放されてる
ここら辺をざっと見回してみたが、それらしい物体は無い
仕方ないので下へ降りる事に

そのちょいと手前の細い橋、あそこまで行かないと降りられない

ここの上から母が指示をくれるのだが、危なっかしくて気が気じゃない
もういいから離れて!お願いだから!
と言うも、この木の枝に足をかけて覗き込もうとする
もう!そんなんするからメガネ落ちたんじゃないの?
マジで下がってて
こんくらい強く言わないと聞いてくれない
母は腰椎のドミノ骨折をしてるので、転がり落ちたらただでは済まないだろう
多少キツくなるのもむべなるかな
母に再度のお願いして離れてもらって、探し始めたらすぐ見つかった

こんな感じだった
(画像は再現です。この葉っぱは庭のアイビーです)
緑と茶色の落ち葉の中、フレームが赤色で助かった
日暮れ前に見つかってよかったよ
見つかった後も母は、こうやってこうやって、こんなんしてたら帽子が落ちてね、など行動の再現をしてくれようとする
もういいよ、帰ろう
これが5年も前だったら間違いなく自分でスタッと降りて取りに行くだろうな
そんな気丈夫で元気な母でしたが、歳を取るってのはこういう事だと改めて考えさせられました
やはり火野正平さんの事が影を落としてるようで、同じドミノ骨折だったし、とーちゃこも観てたし、調子が悪い時に彼の名前が出ます
罪な男やな
今日は暖かいものを食べよう
('-^*)/