みなさまこんにちは。
お変わりございませんか?
私は変わらず元気にしています
気づけば
久しぶりのブログと
なってしまいました
さて先日のことですが…
アルトノイの工房に行きました。
そこにはなんと!
修復し終わったばかりという、
アップライトピアノが2台
並んでいました!!
向かって左は、
ライプツィヒで1942年に作られた
ブリュートナー
右は、
ベヒシュタインの
アップライトピアノ。
1875年製だそうです
ブリュートナーは、
背が高いです↓
それぞれ
歴史を感じさせられますね。
狩野さんに、
「弾いていいですよ」と言われ、
贅沢にも
2台を弾かせていただきました。
まずはブリュートナー
すごく余韻のある教会的な音
バッハもいい感じ
すっきりと立体的に、かつ
ゴージャスに鳴り響く感じがしました。
Leipzig生まれの楽器を
弾かせていただけるなんて、
心震えます
ブリュートナーなんて、
初めて弾かせていただき、
感動でした!!
「シューベルトやシューマンも
似合いますよ」とのアドバイスに、
いきなり
遠い昔の記憶を辿って…
シューベルト、シューマンを
弾けるところまで💦演奏
「うわぁ〜ほんとだ!!似合う!!!」
とっても素敵でした
そしてこちらは、
ベヒシュタイン
アップライトピアノ コンサート8
ドビュッシーも弾いていたという
リストはエラールを弾いていたそうですが、
ワイマールで、このベヒシュタインを
弾いていたそうです
1875年製ということは、
リストは64歳、
ドビュッシーは13歳の時の
ピアノなんですね
こちらはリスト、ドビュッシーか…
お二人のピアノ曲をたぐりよせて
弾かせていただきます。
キラキラの粒がはじけて、
軽やかに楽しそうに
あちこちで鳴り響く感じ
心地良いです
「Latina/内なる印象」アルバムの中から
アルベニス、グラナドスなんかも弾いたり
してしまいます
このアルバムを知らない方々へ♪
*ラテンのギター、ピアノ曲を
チェンバロにアレンジした画期的なアルバムです。
聴いてくださいね↓↓↓
「そうそう、ラテンの曲は似合う!
いいね〜」と狩野さん
そんな事を言われると嬉しく、
色々弾いてしまいました
楽しかったです!
二台とも、
アップライトピアノならではの
軽やかなタッチ、
(もちろん調整が絶妙なおかげが大きいですが)
アップライトならではの
身体の近くで鳴ってくれる
心地よい親近感
この生まれの違う二台の
全く異なる音の
キャラクターを
堪能し、
改めて
楽器と作品のむすびつきの大切さを
痛感しました。
似合う楽器で演奏すると、
その曲の世界観が
目の前にいきなり
浮かんでくるかのようです
楽器が音色で、曲を
自然に教えてくれる
こうしていろんな
ピアノにさりげなく
触れさせていただけ、
本当にありがたく
感謝でいっぱいです
こんなに美しく修復してくださった
狩野さん、古本さん
ありがとうございます
(皆を代表してお礼を笑)
そして…
チェンバロの演奏にも
たくさんのイマジネーションをいただき、
胸いっぱいの帰途でした
楽しかったです
大木和音チェンバロ演奏コーナー
アストゥリアス(アルベニス)
火祭りの踊り(ファリャ)
【お知らせ】
高崎芸術劇場リサイタル2024年は、
9月14日(土)15:00開演です!
早めに告知しておきますので、
今から予定に入れておいてくださいね!!